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第61回(2011年) 受賞受賞作: 坂の上の雲
『坂の上の雲』は、西村与志木によるテレビドラマ。明治国家の形成期を背景に、秋山兄弟と正岡子規らの歩みを描いたテレビドラマ。歴史叙事を映像化する大型企画として制作された。
坂の上の雲は、明治を軸に作品世界を立ち上げる。
明治歴史ドラマ映像化国家形成 -
第71回(2021年) 受賞受賞作: 坂の上の雲
テレビドラマ原作ではなく舞台・映像の文脈で受賞した作品として扱うのが自然で、坂の上の雲という大きな物語を再解釈する。書籍識別子は付けない。
テレビドラマ原作ではなく舞台・映像の文脈で受賞した作品として扱うのが自然で、坂の上の雲という大きな物語を再解釈する。
映像歴史劇再解釈近代史
西村 与志木
にしむら よしき
Nishimura Yoshiki
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1950-05-05 (長野県上伊那郡美和村(現・伊那市長谷溝口))
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 居住地歴
- 長野県伊那市(旧美和村) → 香川県高松市(NHK高松放送局勤務) → ロサンゼルス(NHK海外総支局特派員) → 東京都(NHK本局・制作)
経歴
- 職業
- テレビプロデューサー, テレビ制作者, NHK職員
- 活動期間
- 1976年〜
- 所属
- NHK(日本放送協会), NHKエンタープライズ, 日本映画テレビプロデューサー協会(副会長), 日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム(理事)
- 所属団体
- 日本映画テレビプロデューサー協会, 日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム, NHKエンタープライズ
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 長野県伊那北高等学校 | — | — | — | — | 日本 |
| 東京大学 | 文学部 | 西洋史学科 | 学士(文学) | — | 日本 |
| NHK海外総支局(ロサンゼルス)での研修 | — | — | — | 約3年間 | アメリカ合衆国 |
長野県伊那北高等学校
国:
日本
第21回卒業(同窓会資料に基づく)
東京大学
文学部
/ 西洋史学科
学位:
学士(文学)
卒業年:
1976
国:
日本
1976年卒業。卒業後NHKに入局
NHK海外総支局(ロサンゼルス)での研修
期間:
約3年間
国:
アメリカ合衆国
海外派遣中に映画制作を学ぶ
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1983 | モンテカルロ・テレビ祭 ドラマ部門 ゴールデンニンフ賞(グランプリ) | 野のきよら山のきよらに光さす | 脚本部門 | モンテカルロ・テレビ祭 | 受賞(グランプリ) |
| 1983 | 国際批評家賞 | 野のきよら山のきよらに光さす | — | — | 受賞 |
| 1983 | 日本テレビ技術賞(奨励賞) | 野のきよら山のきよらに光さす | 撮影 | 日本映画テレビ技術協会 | 受賞(奨励賞) |
| 1986 | 文化庁 芸術作品賞 | 子どもの隣り | — | 文化庁 | 受賞 |
| 1995 | ハイビジョン国際映像祭 個人表彰 | 最後の弾丸 | — | ハイビジョン国際映像祭 | 個人表彰 |
| 1997 | 芸術祭 優秀賞(第52回) | もうひとつの心臓 | — | 文化庁 芸術祭 | 優秀賞 |
| 1997 | 日本テレビ技術賞(第37回) | もうひとつの心臓 | 撮影・照明 | 日本映画テレビ技術協会 | 受賞 |
| 2011 | 芸術選奨(第61回) | 坂の上の雲 | — | 芸術選奨 | 受賞 |
モンテカルロ・テレビ祭 ドラマ部門 ゴールデンニンフ賞(グランプリ)
1983
対象作品:
野のきよら山のきよらに光さす
部門:
脚本部門
主催:
モンテカルロ・テレビ祭
結果:
受賞(グランプリ)
国際批評家賞
1983
対象作品:
野のきよら山のきよらに光さす
結果:
受賞
日本テレビ技術賞(奨励賞)
1983
対象作品:
野のきよら山のきよらに光さす
部門:
撮影
主催:
日本映画テレビ技術協会
結果:
受賞(奨励賞)
文化庁 芸術作品賞
1986
対象作品:
子どもの隣り
主催:
文化庁
結果:
受賞
ハイビジョン国際映像祭 個人表彰
1995
対象作品:
最後の弾丸
主催:
ハイビジョン国際映像祭
結果:
個人表彰
芸術祭 優秀賞(第52回)
1997
対象作品:
もうひとつの心臓
主催:
文化庁 芸術祭
結果:
優秀賞
日本テレビ技術賞(第37回)
1997
対象作品:
もうひとつの心臓
部門:
撮影・照明
主催:
日本映画テレビ技術協会
結果:
受賞
芸術選奨(第61回)
2011
対象作品:
坂の上の雲
主催:
芸術選奨
結果:
受賞
受賞・候補エディション
芸術選奨文部科学大臣賞
2回登壇
作品
代表作
野のきよら山のきよらに光さす
1983年 テレビドラマ1983年に放送されたNHKのテレビドラマ。脚本を中核に据えた人間ドラマで国際的評価を受け、モンテカルロ・テレビ祭ゴールデンニンフ賞などを受賞した。
人間ドラマ地域社会家族
子どもの隣り
1986年 テレビドラマ1986年放送のテレビドラマ。子どもや家族を巡る問題を繊細に描き、文化庁芸術作品賞を受賞した。
子ども社会問題家族
独眼竜政宗
1987年 大河ドラマ・時代劇1987年のNHK大河ドラマ。戦国大名・伊達政宗の生涯を描く歴史劇で、西村は演出で参加した。
歴史武士政治
かりん
1993年 連続テレビ小説(朝ドラ)1993年放送の連続テレビ小説。西村は制作統括として携わり、地方性や家族の物語を描いた作品の制作を統括した。
家族地域成長
最後の弾丸
1995年 映画 / ドラマ1995年に放送・上映された作品。西村はチーフ・プロデューサーとして参加し、ハイビジョン国際映像祭で個人表彰を受けた。
戦争人間ドラマ犠牲
もうひとつの心臓
1997年 テレビドラマ1997年放送のドラマ。制作統括として関わり、芸術祭優秀賞や日本テレビ技術賞などを受賞した。
家族医療アイデンティティ
坂の上の雲
2009年 テレビドラマ・歴史劇司馬遼太郎の同名小説を原作としたNHKの大型ドラマシリーズ(2009〜2011)。明治期の近代化や日露戦争を背景に人物群像を描き、西村はエグゼクティブ・プロデューサーとして製作を統括した。
近代化戦争国家個人の成長
映像化・舞台化
- [原作(小説)→テレビドラマ] 坂の上の雲(司馬遼太郎 原作) (2009)
全著作
- 野のきよら山のきよらに光さす
- 富士山麓
- 澪つくし
- かりん
- 子どもの隣り
- 晴のちカミナリ
- 独眼竜政宗
- 秀吉
- 八月の叫び
- メナムは眠らず
- 最後の弾丸
- うどんとビデオ
- もうひとつの心臓
- 鏡は眠らない
- 女たちの帝国
- ラスト・イニング
- 新宿鮫 毒猿
- 風になれ鳥になれ
- 玩具の神様
- 菜の花の沖
- 坂の上の雲
- 60番勝負
翻案
- 坂の上の雲(司馬遼太郎 原作のテレビドラマ化)
- 最後の弾丸(映画化)
作風・主題
- 文体
- 映像重視の語り史実に基づく堅実なドラマ作り緻密な演出調整
- 頻出モチーフ
- 歴史と人間地域性家族と絆
評価・遺産
NHKにおける長年のドラマ制作を通じて、国際的な評価を受けたプロデューサー。大河ドラマや連続テレビ小説など大型企画の制作を牽引し、公共放送のドラマ制作の水準向上に寄与した。
関連学会
- 日本映画テレビプロデューサー協会
- 日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム
資料所蔵先
- NHKアーカイブス
- 放送文化基金資料
大衆文化への影響
- 『坂の上の雲』はテレビ史上の大型プロジェクトとして広く言及される
豆知識
- 伊那市ふるさと大使(放送分野)を務める(2012年時点)
- NHKエンタープライズでシニア・エグゼクティブ・プロデューサーを務めた
- ロサンゼルス駐在中に映画制作を学んだ経験がある