Japanese Literary Awards

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芸術選奨文部科学大臣賞 げいじゅつせんしょう もんぶかがくだいじんしょう

Edition 61 (2011)

演劇映画音楽舞踊文学美術放送大衆芸能芸術振興評論メディア芸術美術A美術B

Winners

19 people
黄昏

『黄昏』は、津嘉山正種による舞台出演。人生の晩年をめぐる感情を、俳優の身体と声で立ち上げる舞台作品。津嘉山正種の受賞対象は出演であり、上演そのものを作品として扱う。

黄昏は、舞台を軸に作品世界を立ち上げる。

舞台演技老い人生
野澤錦糸 受賞
妹背山婦女庭訓

『妹背山婦女庭訓』は、野澤錦糸による文楽・古典上演。近松半二らによる義太夫狂言の古典を、太棹三味線の語りと舞台上の緊張で支える上演。恋と忠義、家のしがらみが交錯する。

妹背山婦女庭訓は、文楽を軸に作品世界を立ち上げる。

文楽義太夫古典劇忠義
柄本明 受賞
悪人

『悪人』は、柄本明による映画出演。吉田修一の小説を原作とする映画で、事件に関わる人々の孤独と欲望を描く。柄本明の受賞対象は出演であり、原作小説の書誌識別子は流用しない。

悪人は、映画を軸に作品世界を立ち上げる。

映画演技犯罪孤独
瀬々敬久 受賞
ヘヴンズ ストーリー

『ヘヴンズ ストーリー』は、瀬々敬久による映画。殺人事件で家族を失った人々の人生が長い時間をかけて交差する群像映画。復讐、赦し、再生を大きなスケールで描く。

ヘヴンズ ストーリーは、映画を軸に作品世界を立ち上げる。

映画復讐赦し群像劇
砂崎知子 受賞
砂崎知子箏リサイタル 協奏曲の夕べ

『砂崎知子箏リサイタル 協奏曲の夕べ』は、砂崎知子による音楽公演。箏の協奏曲を中心に据えたリサイタル。邦楽器の響きをオーケストラ的な構成や現代的な舞台感覚と結びつける。

砂崎知子箏リサイタル 協奏曲の夕べは、箏を軸に作品世界を立ち上げる。

邦楽協奏曲リサイタル
沼尻竜典 受賞
ラ・ボエーム

『ラ・ボエーム』は、沼尻竜典によるオペラ上演。プッチーニの名作オペラを、若い芸術家たちの恋と貧しさ、死の予感を軸に描く上演。音楽の抒情性と劇的な推進力が核となる。

ラ・ボエームは、オペラを軸に作品世界を立ち上げる。

オペラプッチーニ恋愛抒情
中村恩恵 受賞
The Well-Tempered

『The Well-Tempered』は、中村恩恵によるダンス作品。音楽的な構造と身体の精密な動きを響き合わせるダンス作品。均整と揺らぎを同時に扱い、踊る身体の知性を見せる。

The Well-Temperedは、ダンスを軸に作品世界を立ち上げる。

ダンス身体性音楽構造均整
山村若 受賞
江戸土産 慣 ちょっと七化

『江戸土産 慣 ちょっと七化』は、山村若による舞踊公演。上方舞の身体性と江戸趣味の軽やかさを通じて、古典芸能の所作を現代の舞台に立ち上げる舞踊作品。

江戸土産 慣 ちょっと七化は、日本舞踊を軸に作品世界を立ち上げる。

日本舞踊古典芸能所作江戸趣味
篠田節子 受賞

『スターバト・マーテル』は、篠田節子による小説。母性や喪失、信仰をめぐる感情を、音楽的な題名に重ねて描く長編小説。人の痛みと再生への希求を静かな筆致で追う。

スターバト・マーテルは、母性を軸に作品世界を立ち上げる。

298 pages
母性喪失信仰再生
辻原登 受賞

『闇の奥』は、辻原登による小説。コンラッドの題名を想起させながら、植民地的記憶と現代の不穏を重ねる小説。闇へ向かう旅の構図を通じて、人間の内奥を照らす。

闇の奥は、文学的記憶を軸に作品世界を立ち上げる。

283 pages
文学的記憶植民地性
オノデラユキ 写真の迷宮へ

『オノデラユキ 写真の迷宮へ』は、オノデラユキによる写真展。東京都写真美術館で開催された展覧会。写真の制度や視線の仕組みを問いながら、日常的なイメージを迷宮のような視覚体験へ変える。

オノデラユキ 写真の迷宮へは、写真を軸に作品世界を立ち上げる。

写真展覧会視覚表現迷宮
隈研吾 受賞
梼原・木橋ミュージアム

『梼原・木橋ミュージアム』は、隈研吾による建築作品。高知県梼原町の地形に応答した木造ミュージアム。小断面集成材と伝統的な刎橋の発想を組み合わせ、橋とギャラリーを一体化した建築作品である。

梼原・木橋ミュージアムは、木造建築を軸に作品世界を立ち上げる。

木造建築地域性橋梁構造ミュージアム
坂の上の雲

『坂の上の雲』は、西村与志木によるテレビドラマ。明治国家の形成期を背景に、秋山兄弟と正岡子規らの歩みを描いたテレビドラマ。歴史叙事を映像化する大型企画として制作された。

坂の上の雲は、明治を軸に作品世界を立ち上げる。

明治歴史ドラマ映像化国家形成
加山雄三 受賞
若大将50年!アリーナコンサート

『若大将50年!アリーナコンサート』は、加山雄三による音楽公演。歌手・俳優としての長い活動を総括するアリーナ公演。代表曲と舞台上の存在感により、半世紀にわたる大衆芸能の歩みを示した。

若大将50年!アリーナコンサートは、音楽公演を軸に作品世界を立ち上げる。

音楽公演芸能史代表曲祝祭
YESと言おう!

『YESと言おう!』は、宮川大助・花子による漫才公演。夫婦漫才の呼吸を軸に、病や困難を笑いへ転じる姿勢を舞台上で示した公演。人生経験を語りに織り込み、観客との距離の近さを生かす。

YESと言おう!は、漫才を軸に作品世界を立ち上げる。

漫才夫婦闘病笑い
三輪眞弘 受賞

『三輪眞弘音楽藝術-全思考1998-2010』は、三輪眞弘による音楽論集。コンピュータ音楽と現代音楽をめぐる思考を集成した著作。音楽の成立条件を、技術、知覚、制度の面から根源的に問い直す。

三輪眞弘音楽藝術-全思考1998-2010は、現代音楽を軸に作品世界を立ち上げる。

256 pages
現代音楽コンピュータ音楽知覚音楽論
晏妮 受賞

『戦時日中映画交渉史』は、晏妮による研究書。戦時下の日本と中国の映画交流・宣伝・制度を追う研究書。映画を文化政策と国際関係の接点として読み解く。

戦時日中映画交渉史は、映画史を軸に作品世界を立ち上げる。

320 pages
映画史日中関係戦時文化文化政策
渡辺裕 受賞

『歌う国民 唱歌、校歌、うたごえ』は、渡辺裕による新書・音楽文化史。唱歌、校歌、うたごえ運動を通じて、日本近現代の共同性と音楽文化を読み解く新書。歌が人々を結び、時に規律づける働きをたどる。

歌う国民 唱歌、校歌、うたごえは、音楽文化史を軸に作品世界を立ち上げる。

293 pages
音楽文化史唱歌校歌共同性
宮本茂 受賞
スーパーマリオギャラクシー2

『スーパーマリオギャラクシー2』は、宮本茂によるゲーム。重力の向きが変化する小惑星群を舞台にしたアクションゲーム。立体空間を遊びに変える設計と、ヨッシーなどの要素を組み合わせた任天堂の代表的作品である。

スーパーマリオギャラクシー2は、ゲームデザインを軸に作品世界を立ち上げる。

ゲームデザイン重力アクション立体空間