日本の文学賞

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押川 典昭

おしかわ のりあき

Oshikawa Noriaki

プロフィール

性別
男性
生誕
1948-03-07 (宮崎県児湯郡川南町)
国籍
日本
言語
日本語, インドネシア語

経歴

職業
大学教授, 翻訳家, 研究者
活動期間
1975年〜
所属
大東文化大学 国際関係学部
影響を受けた人物
プラムディヤ・アナンタ・トゥール, タン・マラカ, モフタル・ルビス

学歴

東京外国語大学
外国語学部 / インドネシア語学科
学位: 学士
国: 日本
東京外国語大学大学院
アジア第三言語研究科(大学院) / アジア第三言語研究科
学位: 修士
国: 日本
修士課程修了

受賞歴

読売文学賞
2008
対象作品: 人間の大地(四部作翻訳)
主催: 読売新聞社
結果: winner

受賞・候補エディション

読売文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 人間の大地

    プラムディヤ・アナンタ・トゥールの長編を押川典昭が日本語に移した翻訳作品です。植民地期インドネシアの青年を軸に、社会の矛盾、抵抗、近代への目覚めが大きな物語として展開します。

    人間の大地は、押川典昭が翻訳小説として形にした受賞作です。

    326ページ
    翻訳文学植民地社会近代

作品

代表作

牢獄から牢獄へ

1979年 翻訳(インドネシア文学)

タン・マラカの著作を日本語に翻訳したもの。政治囚としての経験や思想を現代日本語で紹介する。

政治植民地主義抵抗

果てしなき道

1980年 翻訳(インドネシア文学)

モフタル・ルビスの長編を日本語訳。社会批判的な視座を伴う作品を紹介している。

社会批評近代化正義

ゲリラの家族

1983年 翻訳(インドネシア文学)

プラムディヤ・アナンタ・トゥールの作品を翻訳。戦争・抵抗と家族の物語を描く。

戦争家族抵抗

人間の大地(上・下)

1986年 翻訳(インドネシア文学)

プラムディヤの代表作の邦訳。ブール四部作の中心となる作品の一部を日本語で紹介し、日本におけるインドネシア文学理解に寄与した(同四部作の翻訳により2008年読売文学賞受賞)。

植民地期の歴史民族とアイデンティティ社会変動

すべての民族の子(上・下)

1988年 翻訳(インドネシア文学)

プラムディヤのブール四部作のうちの一作を邦訳。近代インドネシアの歴史と社会を描く長編。

歴史社会近代化

アルジュナは愛を求める

1992年 翻訳(インドネシア文学)

ユディスティラANMマサルディらの作品を日本語に訳出した一例。人間関係と社会を描く。

人間関係都市生活

アルジュナ、ドロップアウト

1995年 翻訳(インドネシア文学)

ユディスティラの別作品を邦訳。若者文化や挫折を扱う作品の翻訳。

若者文化挫折

足跡

1998年 翻訳(インドネシア文学)

プラムディヤの短編または中編の翻訳。個人史と社会史が交差する作品を紹介。

記憶歴史個人

ガラスの家

2007年 翻訳(インドネシア文学)

プラムディヤの作品の邦訳。近代社会と個人の関係を描く作品。

近代社会個人変化

全著作

  • 牢獄から牢獄へ(タン・マラカ、鹿砦社、1979-81)
  • 果てしなき道(モフタル・ルビス、めこん、1980)
  • ゲリラの家族(プラムディヤ、めこん、1983)
  • 人間の大地(プラムディヤ、めこん、1986)
  • すべての民族の子(プラムディヤ、めこん、1988)
  • アルジュナは愛を求める(ユディスティラ、めこん、1992)
  • アルジュナ、ドロップアウト(ユディスティラ、めこん、1995)
  • 足跡(プラムディヤ、めこん、1998)
  • ガラスの家(プラムディヤ、めこん、2007)
  • 東南アジアの思想(共著)
  • 東南アジア文学への招待(共著)
  • 少数民族の生活と文化 21世紀の民族と国家〈第11巻〉(共著)
  • Reading Southeast Asia(共著)
  • 1000 Tahun Nusantara(共著)

作風・主題

文体
学術的で正確な翻訳原文の語感を尊重する表現注釈や解説を併せ持つ実証的なスタイル
頻出モチーフ
歴史・記憶植民地期の社会民族とアイデンティティ抵抗と政治

評価・遺産

インドネシア文学の翻訳と研究の第一人者として、日本における同地域文学の紹介に大きく貢献した。プラムディヤらの主要作を邦訳し、学術界と一般読者の橋渡しを行ったことで評価されている。

豆知識

  • 1948年3月7日生まれ、宮崎県児湯郡川南町出身。
  • 東京外国語大学インドネシア語学科卒、同大学院修了。
  • プラムディヤ・アナンタ・トゥールらインドネシア作家の邦訳を多数手がける。
  • 2008年、プラムディヤ四部作の翻訳により読売文学賞を受賞。