日本の文学賞

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貫井 徳郎

ぬくい とくろう

Nukui Tokuro

プロフィール

性別
男性
生誕
1968-02-25 (日本・東京都渋谷区)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都渋谷区

経歴

職業
小説家, 推理作家
活動期間
1993年〜
所属
日本推理作家協会
所属団体
日本推理作家協会
影響を受けた人物
平井和正
ノミネート
第4回鮎川哲也賞候補(慟哭, 1993), 第50回日本推理作家協会賞候補(短編・連作短編集部門, 子を思う闇, 1997), 第58回日本推理作家協会賞候補(追憶のかけら, 2005), 第135回直木賞候補(愚行録, 2006), 第141回直木賞候補(乱反射, 2009), 第147回直木賞候補(新月譚, 2012), 第151回直木賞候補(私に似た人, 2014)

学歴

早稲田大学
商学部
学位: 学士
国: 日本
東京都立青山高等学校を経て早稲田大学商学部卒業

受賞歴

日本推理作家協会賞(第63回 長編および連作短編集部門)
2010
対象作品: 乱反射
部門: 長編および連作短編集部門
主催: 日本推理作家協会
結果: 受賞
山本周五郎賞(第23回)
2010
対象作品: 後悔と真実の色
主催: 新潮社(山本周五郎賞)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

山本周五郎賞 1回登壇
  1. 連続殺人事件を追う刑事の執念と、その過程で揺らぐ真実を描く警察ミステリ。捜査の重さと人間の傷が濃く絡み合う。

    真実に近づくほど、後悔の色は濃くなっていく。

    250ページ
    警察小説連続殺人執念真実
  1. 受賞作: 乱反射

    貫井徳郎の社会派ミステリ。街路樹、医療、行政、飼い主のマナーなど、誰もが見過ごす小さな無責任が連鎖し、幼い命を奪う悲劇へと至る。遺された父が真相を追うなか、法では裁ききれない罪の形が浮かび上がる。

    小さな無責任の連鎖が、法で裁けない殺人を生む。

    516ページ
    社会派ミステリモラル事故と責任家族の喪失小さな罪

作品

代表作

慟哭

1993年 推理小説

失業期間に執筆され、作家デビュー作となった初期長編。社会的な闇と犯罪の情念を描く。

家族喪失犯罪

愚行録

2006年 推理小説

家族と罪を巡る群像ミステリ。のちに石川慶監督により映画化された。

家族隠蔽
映像化・舞台化
  • [映画] 愚行録 / 石川慶 (2017)

乱反射

2009年 推理小説

複数の視点で事象を重層的に描く長編。推理作家協会賞受賞作。

真実記憶視点の多重性
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 乱反射 (2018)

後悔と真実の色

2009年 推理小説

家族や過去の重さをテーマにした長編。山本周五郎賞受賞作。

家族過去救済

全著作

  • 慟哭(1993)
  • 愚行録(2006)
  • 乱反射(2009)
  • 後悔と真実の色(2009)
  • 失踪症候群(1995)
  • 誘拐症候群(1998)
  • 殺人症候群(2002)

翻案

  • 愚行録(2017年 映画、監督:石川慶)
  • 乱反射(2018年 テレビドラマ)
  • 灰色の虹(2012年 テレビドラマ)

作風・主題

文体
緻密なプロット多視点の語り心理描写重視
頻出モチーフ
家族の秘密記憶のずれ罪と贖罪

評価・遺産

緻密なプロットと家族や記憶をめぐるテーマで評価される日本のミステリ作家。直木賞候補・推理作家協会賞受賞など文壇での存在感が強く、映画やテレビドラマへの映像化も多い。

関連学会

  • 日本推理作家協会

大衆文化への影響

  • 『愚行録』の映画化など、著作の映像化が多数行われている。

引用

  • 「『乱反射』は小説という衣の下に、本格の鎧を隠した作品である」
    出典: 選考委員 北村薫(記者会見での評) (2010年)

豆知識

  • デビュー作『慟哭』は創元推理文庫版の帯コメントをきっかけに50万部を超えるヒットとなった。
  • 2009年刊『乱反射』と『後悔と真実の色』で2010年に推理作家協会賞と山本周五郎賞を相次いで受賞。