日本の文学賞

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大原 まり子

おおはら まりこ

Ohara Mariko

プロフィール

性別
女性
生誕
1959-03-20 (大阪府,日本)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, SF作家
活動期間
1980年〜
所属
日本SF作家クラブ
所属団体
日本SF作家クラブ
影響を受けた人物
神林長平, 栗本薫

学歴

聖心女子大学
文学部 / 心理学科
期間: 1977-1981
卒業年: 1981
国: 日本

受賞歴

星雲賞(日本長編部門)
1991
対象作品: ハイブリッド・チャイルド
部門: 日本長編部門
主催: 日本SFファングループ/星雲賞選考
結果: 受賞
日本SF大賞
1994
対象作品: 戦争を演じた神々たち
主催: 日本SF作家クラブ
結果: 受賞
星雲賞(日本短編部門)
1998
対象作品: インデペンデンス・デイ・イン・オオサカ(愛はなくとも資本主義)
部門: 日本短編部門
主催: 星雲賞選考
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 一人で歩いていった猫

    早川未来コンテストの佳作として発表された作品で、ひとりで歩いていった猫という題が示す、孤独な移動や気まぐれな自由の気配をたどる。余白の大きいイメージが残る短編。

    ひとりで歩く猫の背中が、静かに遠ざかる。

    孤独移動自由余白イメージ
星雲賞 3回登壇
  1. 受賞作: アクアプラネット

    『アクアプラネット』は、大原まり子による受賞作。刊行確認を行った作品として確認できる。

    大原まり子の受賞作『アクアプラネット』。

    受賞作文学
  2. 『ハイブリッド・チャイルド』は、大原まり子が人工生命、母性、身体の変容を主題にしたSFです。人間と非人間の境界を揺さぶり、愛情や所有、繁殖をめぐる感覚を鮮烈なイメージで描きます。

    人工生命との関係から、人間の身体と愛のかたちを問い直すSFです。

    502ページ
    人工生命母性身体変容ジェンダー
  3. 受賞作: インデペンデンス・デイ・イン・オオサカ(愛はなくとも資本主義)

    『インデペンデンス・デイ・イン・オオサカ(愛はなくとも資本主義)』は、大原まり子による作品。1998年のseiun awardで受賞対象となった。

日本SF大賞 1回登壇
  1. 『戦争を演じた神々たち』は大原まり子によるSFの作品で、日本SF大賞の受賞作です。賞の対象領域に沿って、物語、人物、社会や歴史へのまなざしを読む作品として位置づけられます。

    日本SF大賞で評価された、大原まり子の表現を伝える一作です。

    238ページ
    SF受賞作日本文学

作品

代表作

ハイブリッド・チャイルド

1990年 サイエンス・フィクション

学習と成長をめぐる少女型ロボットや人間関係を描いた連作短編・長編を含む作品。テクノロジーと人格の境界を主題とする。

ロボットアイデンティティ成長

戦争を演じた神々たち

1994年 サイエンス・フィクション

架空の世界観で〈戦争〉や権力、神格化された存在を巡る群像劇的SF。社会的・政治的テーマをSF的設定で描く。

戦争権力神話再解釈

一人で歩いていった猫

1982年 短編

デビュー作としてハヤカワ・SFコンテストで佳作入選した短編。作風の原点とされる作品。

孤独日常と非日常自己探索

全著作

  • 一人で歩いていった猫 (1982)
  • 地球物語 (1982, 共著)
  • 機械神アスラ (1983)
  • 銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ (1984)
  • 銀河郵便は“愛”を運ぶ (1984)
  • メンタル・フィメール (1988)
  • ハイブリッド・チャイルド (1990)
  • 戦争を演じた神々たち (1994)
  • 超・恋・愛 恋愛短編集 (2001)

翻案

  • 銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ — とり・みきによる漫画化
  • マジック・ポイント — 岡崎京子作画による漫画原作
  • ガイア幻想紀 — ゲーム脚本・監修

作品の翻訳

  • 英訳アンソロジー収録: Girl(短編) — Monkey Brain Sushi(英語アンソロジー)

作風・主題

文体
本格SF的な精密描写と心理描写を併せ持つ文体ジャンルミックス(SF×恋愛、ミステリ要素)
頻出モチーフ
ロボット/人工知能成長する少女記憶とアイデンティティ戦争と神話

評価・遺産

1980年代以降の日本SF界で女性作家として存在感を示し、神林長平らとともに第三世代の代表的作家の一人と見なされる。星雲賞や日本SF大賞受賞などで評価され、短編・長編ともに幅広いジャンルを手がけた。

関連学会

  • 日本SF作家クラブ

資料所蔵先

  • 国立国会図書館 (NDL) 蔵書・典拠情報

大衆文化への影響

  • 押井守などの映画作家ファンとしての発言や、漫画・ゲーム原作を通じたメディア横断的な影響

引用

  • 一番好きな作品は『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』です。
    出典: 日本テレビ放送網(押井守論―MEMENTO MORI) 出典:インタビュー/記事

豆知識

  • 夫はSF作家の岬兄悟である。
  • 公式サイト「AQUAPLANET」を1995年に開設(最終更新は2014年)。
  • デビューは1980年、ハヤカワ・SFコンテストでの佳作入選。