日本の文学賞

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日本SF大賞

にほんSFたいしょう

日本SF作家クラブが1980年に創設した賞。ジャンルやメディアを問わず、対象年度内に発表された最も優れたSF作品に贈られる。年1回開催で、副賞として賞金100万円が授与される。

SF
創設年
1980
主催
日本SF作家クラブ
カテゴリー
ジャンル小説
選考方式
推薦
受賞対象
プロ
開催頻度
年1回
発表時期
2月頃
賞のステータス
活動中

説明

日本SF大賞は、1980年(昭和55年)に日本SF作家クラブにより創設された。ジャンルやメディアにとらわれず、対象年度(9月1日から翌8月31日)に発表されたSF作品の中から最も優れた業績を顕彰し、SF界の発展に寄与することを目的とする。毎年、会員からのエントリーと投票を経て最終候補作を絞り込み、運営委員会が選定した選考委員による討議で受賞作を決定する。大賞には賞状・トロフィー・賞金100万円が授与されるほか、選考委員の裁量により特別賞や功績賞が贈られることがある。第45回(2025年)は市川春子の漫画『宝石の国』が、第46回(2026年)は伊藤典夫の評論集『伊藤典夫評論集成』が大賞を受賞した。

賞品

主賞品
SFイラストレーター横山宏作のトロフィー
賞金
1,000,000円
  • 副賞

選考情報

選考プロセス

予備選考
審査員 日本SF作家クラブ会員
発表 最終候補作発表
最終選考
審査員 選考委員
発表 受賞作発表

選考基準

  • SFとしてすぐれた作品
  • このあとからは、これがなかった以前の世界が想像できない作品
  • SFの歴史に新たな側面を付け加えた作品
  • 創作物だけでなく現実の出来事や製品も評価対象

関連の賞

  • 星雲賞
  • ハヤカワSFコンテスト
  • ネビュラ賞
  • 日本SF新人賞

公式情報

http://sfwj.jp/awards/

過去の受賞者

市川春子 いちかわ はるこ 受賞
宝石の国
宮西建礼 みやにし たけのり 特別賞
銀河風帆走
楳図かずお うめず かずお 功績賞
住谷春也 すみたに はるや 功績賞
山本弘 やまもと ひろし 功績賞
長谷敏司 はせ としじ 受賞

壊れた身体と再生の手順をめぐって、人間らしさの輪郭を問い直すSF長編。

人間らしさは、どこまで手順として書けるのか。

296ページ
SF身体再生倫理
石川喬司 いしかわ きょうじ 功績賞
豊田有恒 とよた ありつね 功績賞
聖悠紀 ひじり ゆうき 功績賞
松本零士 まつもと れいじ 功績賞
荒巻義雄 あらまき よしお 受賞

荒巻義雄のSF評論を集成し、戦後SFの思考史をたどる評論集。

SFを書くことと考えることを、一冊で横断する。

832ページ
SF評論集戦後文学
小田雅久仁 おだ まさくに 受賞

月に異変が起きた世界を舞台に、喪失と愛と生存を描く短編集。

月の風景が、物語の不穏さとやさしさを同時に照らす。

384ページ
短編集SF幻想
鹿野司 かの つかさ 功績賞
津原泰水 つはら やすみ 功績賞
八杉将司 やすぎ しょうじ 功績賞
よしながふみ よしなが ふみ 受賞
大奥

男女が逆転した架空の江戸を舞台に、権力と性別の構造を大河的に描く長編シリーズ。

男女逆転の江戸で、大奥の権力構造を描き換える。

ジェンダー権力歴史改変漫画
菅浩江 すが ひろえ 受賞

シリーズ第3作。文明や共同体のあり方を、博物館惑星シリーズらしい視点で見つめ直す長編。

シリーズを通して、文明と共同体の輪郭を問い直す。

336ページ
SF博物館惑星シリーズ共同体文明
林譲治 はやし じょうじ 受賞
星系出雲の兵站

複数巻にわたり宇宙戦と兵站を主題に据えた軍事SFシリーズ。艦隊戦の裏側を支える補給と戦略を、ハードSFの視点で描く。

戦う前に、支えるものがある。

軍事SF兵站艦隊戦宇宙物理学
作家
立原透耶 たちはら とうや 特別賞
小林泰三 こばやし たいぞう 功績賞
小川一水 おがわ いっすい 受賞
天冥の標

小川一水による全十巻十七冊の大河SFシリーズ。遠未来、感染症、異種知性、社会制度を長大な時間軸でつなぎ、人類史規模の物語を構成する。

長い時間をかけて、人類の未来と変容を描き切る大河SF。

大河SF感染症未来史異種知性
酉島伝法 とりしま でんぽう 受賞

かつて人類を滅ぼした異形の生物たちが暮らす惑星を舞台にした長編SF。故郷を追われたマガンダラが、惑星の運命を揺るがす企みへ巻き込まれる。

異形の言語と世界が、惑星の危機を語り始める。

518ページ
異種知性言語SF惑星冒険
大森望 おおもり のぞみ 特別賞
年刊日本SF傑作選

大森望・日下三蔵編による創元SF文庫の年刊アンソロジー全十二巻。各年の日本SF短編を選び、概況や選評を含めて同時代のSFを記録したシリーズである。

年ごとの短編が、日本SFの同時代史を形づくる。

アンソロジー日本SF短編編集
日下三蔵 くさか さんぞう 特別賞
年刊日本SF傑作選

『年刊日本SF傑作選』は大森望と日下三蔵が編んだ年度別の日本SFアンソロジー・シリーズ。短篇、評論的な概況、推薦リストを通じて同時代の日本SFを継続的に記録し、作家と読者をつなぐ年鑑として機能した。

一冊ごとの収録作を越え、十年以上にわたる日本SFの変化を可視化した年鑑的シリーズ。

日本SFアンソロジー年鑑短篇編集
眉村卓 まゆむら たく 功績賞
吾妻ひでお あづま ひでお 功績賞
小川隆 おがわ りゅう 会長賞
星敬 ほし けい 会長賞
山尾悠子 やまお ゆうこ 受賞

庭園の大茶会を襲う孔雀と、地下世界をめぐる男の遍歴が交錯する幻想小説。濃密な言葉と神話的なイメージが、終わりきらない物語の感触を残す。

飛ぶ孔雀は、幻想文学を軸に読者を作品世界へ導く。

248ページ
幻想文学庭園地下世界変容
円城塔 えんじょう とう 受賞

漢字や文字体系そのものを生命ある存在のように扱い、古代から未来までを横断する連作短編集。言語、記号、技術が奇想の物語として渦を巻く。

文字渦は、文字を軸に読者を作品世界へ導く。

302ページ
文字言語遊戯漢字SF連作
横田順彌 よこた じゅんや 功績賞
小川哲 おがわ さとし 受賞

ポル・ポト政権下のカンボジアと近未来を結び、暴力、知性、ゲーム、政治を壮大なスケールで描く二部構成の長編。人間が制度や偶然に翻弄される姿を、緻密な構成で追う。

ゲームの理論と歴史の暴力が、人間の自由を問い直す。

448ページ
SFカンボジアポル・ポトゲーム理論暴力
飛浩隆 とび ひろたか 受賞

言葉だけで人を死に追いやる殺人者や、文字そのものが怪物化する想像力を軸にした SF 作品集。情報、言語、身体、記憶の境界を揺さぶり、思弁性と官能性を併せ持つ短中編を収める。

言葉が命を奪い、文字が怪物になる場所へ踏み込む。

288ページ
SF言語情報短編集怪物
山野浩一 やまの こういち 功績賞
白井弓子 しらい ゆみこ 受賞
WOMBS

「WOMBS」は、白井弓子による受賞作である。受賞歴から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。

白井弓子の受賞作「WOMBS」。

受賞作文学賞人間描写
庵野秀明 あんの ひであき 特別賞
シン・ゴジラ

「シン・ゴジラ」は、庵野秀明による受賞作である。受賞歴から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。

庵野秀明の受賞作「シン・ゴジラ」。

受賞作文学賞人間描写
樋口真嗣 ひぐち しんじ 特別賞
シン・ゴジラ

「シン・ゴジラ」は、樋口真嗣による受賞作である。受賞歴から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。

樋口真嗣の受賞作「シン・ゴジラ」。

受賞作文学賞人間描写
尾上克郎 おのうえ かつろう 特別賞
シン・ゴジラ

「シン・ゴジラ」は、尾上克郎による受賞作である。受賞歴から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。

尾上克郎の受賞作「シン・ゴジラ」。

受賞作文学賞人間描写
谷甲州 たに こうしゅう 受賞

航空宇宙軍史の世界を舞台に、宇宙開発と軍事、組織の判断を硬質な筆致で描くSF。

宇宙軍史の年表の奥で、人と組織の選択が動き出す。

304ページ
SF宇宙開発未来史
森岡浩之 もりおか ひろゆき 受賞

関東の一都市が異世界へ転移する突然変移を描く長編SF。

街ごと異境へ移った人々は、生活を続けるために世界を測り直す。

733ページ
SF異世界転移都市
牧野修 まきの おさむ 特別賞

言語が無数の妄想宇宙を生み出す世界で、人間が神の統一の企てに抗う超SF。

言語は世界を壊し、また世界を守る武器にもなる。

431ページ
SF言語妄想宇宙
生賴範義 おいらい のりよし 功績賞
藤井太洋 ふじい たいよう 受賞

衛星軌道上の異変をきっかけに、宇宙開発、情報技術、国際政治が交錯する近未来SF。専門的な技術描写とスピード感のある群像劇で、現代の延長にある危機を描く。

藤井太洋『オービタル・クラウド』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。

480ページ
SF宇宙開発情報技術国際危機
長谷敏司 はせ としじ 受賞
My Humanity

『My Humanity』は長谷敏司による受賞作品。賞記録で確認できる作品名と著者名を基礎に、単行本・文庫・短編集として採用できる識別子の有無を切り分けて整理した。

長谷敏司『My Humanity』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。

受賞作文学作品記録
平井和正 ひらい かずまさ 功績賞
酉島伝法 とりしま でんぽう 受賞

『皆勤の徒』は、2013年の受賞作として記録される作品です。作品名と著者情報を基点に、受賞歴、刊行形態、公開書誌を照合し、受賞対象そのものに結びつく範囲で整理しました。

受賞作『皆勤の徒』の書誌と作品情報を、掲載誌 ID を混入させずに整理しました。

342ページ
受賞作書誌確認文学賞
宮内悠介 みやうち ゆうすけ 受賞

『ヨハネスブルグの天使たち』は、2013年の受賞作として記録される作品です。作品名と著者情報を基点に、受賞歴、刊行形態、公開書誌を照合し、受賞対象そのものに結びつく範囲で整理しました。

受賞作『ヨハネスブルグの天使たち』の書誌と作品情報を、掲載誌 ID を混入させずに整理しました。

264ページ
受賞作書誌確認文学賞
大森望 おおもり のぞみ 特別賞
NOVA 書き下ろし日本SFコレクション 全10巻

『NOVA 書き下ろし日本SFコレクション 全10巻』は、2013年の受賞作として記録される作品です。作品名と著者情報を基点に、受賞歴、刊行形態、公開書誌を照合し、受賞対象そのものに結びつく範囲で整理しました。

受賞作『NOVA 書き下ろし日本SFコレクション 全10巻』の書誌と作品情報を、掲載誌 ID を混入させずに整理しました。

受賞作書誌確認文学賞
月村了衛 つきむら りょうえ 受賞

近未来の警視庁特捜部に配備された有人兵器「機龍」と、元傭兵の搭乗員たちをめぐる警察小説。テロ、国際政治、組織内の軋轢を、重厚なリアリズムとロボットSFのスケールで描くシリーズ第2作である。

異形の兵器と警察組織の倫理が、テロの現場で衝突する。

462ページ
警察小説ロボットSFテロ組織傭兵
宮内悠介 みやうち ゆうすけ 受賞

囲碁、チェッカー、麻雀、古代チェス、将棋など、盤上・卓上遊戯をめぐる連作SF短編集。対局の極限で、人間の知性や身体、歴史の枠を超える現象が立ち上がり、ゲームを通じて世界認識そのものを問う。

盤上の一手が、人知を超える世界を開く。

283ページ
連作短編集ゲーム知性身体SF
伊藤計劃 いとう けいかく 特別賞

伊藤計劃が遺した未完の長編構想を、円城塔が引き継いで完成させたスチームパンクSF。屍者技術が社会基盤となった19世紀末を舞台に、ジョン・ワトソンが世界を巡り、魂・記録・身体をめぐる謎へ近づく。

屍者が労働する世界で、魂の所在を追う旅が始まる。

459ページ
スチームパンク屍者記録合作
円城塔 えんじょう とう 特別賞

伊藤計劃の遺稿と構想をもとに円城塔が完成させた長編SF。フランケンシュタイン以後の屍者技術が世界を動かす19世紀末で、ジョン・ワトソンが諜報任務を負い、死者と記録、人間性の境界を追う。

伊藤計劃の未完の物語は、円城塔の言葉によって世界を巡る冒険へ広がる。

459ページ
伊藤計劃円城塔屍者歴史改変
上田早夕里 うえだ さゆり 受賞

『華竜の宮』は、上田早夕里によるSF長編です。受賞対象として記録される作品で、題名が示すイメージと作者の関心を手がかりに、人物や土地、記憶、感情の動きを描きます。

『華竜の宮』は、上田早夕里の表現を受賞作として伝えるSF長編です。

592ページ
SF海洋環境変動
横田順彌 よこた じゅんや 特別賞

『近代日本奇想小説史 明治篇』は、横田順彌による文学史研究書です。受賞対象として記録される作品で、題名が示すイメージと作者の関心を手がかりに、人物や土地、記憶、感情の動きを描きます。

『近代日本奇想小説史 明治篇』は、横田順彌の表現を受賞作として伝える文学史研究書です。

1220ページ
明治文学奇想小説文学史
小松左京 こまつ さきょう 特別功労賞
長山靖生 ながやま やすお 受賞

『日本SF精神史』は、幕末・明治から戦後までの日本における科学幻想、未来像、近代化への欲望をたどる評論です。文学、思想、社会の変化を横断しながら、日本SFが生まれる前史と精神的な土壌を描きます。

日本SFの源流を、近代日本の夢と不安の中に探る評論です。

227ページ
日本SF近代化科学幻想文学史思想史
森見登美彦 もりみ とみひこ 受賞

『ペンギン・ハイウェイ』は、郊外の町に突然現れたペンギンの謎を、小学生の少年が研究する長編小説です。科学への好奇心、初恋に似た感情、世界の不思議が重なり、夏の冒険として広がっていきます。

少年の研究ノートから、町の不思議と世界の奥行きが見えてきます。

348ページ
少年科学ペンギン成長
柴野拓美 しばの たくみ 特別賞
浅倉久志 あさくら ひさし 特別賞
伊藤計劃 受賞

『ハーモニー』は、伊藤計劃による作品で、2009年の受賞作として記録されている。作品名と著者名で国立国会図書館サーチを確認し、単独書籍として一致する資料がある場合のみ紙書籍の識別子を採用した。

伊藤計劃の『ハーモニー』は、受賞歴と刊行形態を手がかりに読まれる作品である。

400ページ
受賞作現代文学刊行形態
栗本薫 特別賞
グイン・サーガ

『グイン・サーガ』は、栗本薫による作品で、2009年の受賞作として記録されている。作品名と著者名で国立国会図書館サーチを確認し、単独書籍として一致する資料がある場合のみ紙書籍の識別子を採用した。

栗本薫の『グイン・サーガ』は、受賞歴と刊行形態を手がかりに読まれる作品である。

受賞作現代文学刊行形態
貴志祐介 受賞
新世界より

『新世界より』は貴志祐介による作品で、nihon-sf-award 2008-1 の受賞作です。作品名と著者名を基準に単行本・文庫・収録書籍の公開情報を確認し、作品ページに載せられる範囲の基本情報をまとめています。

貴志祐介『新世界より』。

受賞作現代文学作者の代表的活動
磯光雄 受賞
電脳コイル

『電脳コイル』は磯光雄による作品で、nihon-sf-award 2008-1 の受賞作です。作品名と著者名を基準に単行本・文庫・収録書籍の公開情報を確認し、作品ページに載せられる範囲の基本情報をまとめています。

磯光雄『電脳コイル』。

受賞作現代文学作者の代表的活動
野田昌宏 特別賞
最相葉月 受賞

『星新一 一〇〇一話をつくった人』は最相 葉月によるノンフィクション・評論性の強い作品。人物や文化を丹念に追い、時代背景と個人の営みを読みやすい語りで結びつける。

最相 葉月『星新一 一〇〇一話をつくった人』。作品の核にある感情と時代の手触りをたどる一作。

571ページ
評伝文化歴史探究
萩尾望都 受賞
バルバラ異界

『バルバラ異界』は、眠り続ける少女の夢の島バルバラと現実世界が交錯するSF漫画です。夢、記憶、家族、身体の境界が溶け合い、人間の意識と未来への不安を壮大に描きます。

夢の島バルバラが、現実と人の記憶を侵食していく。

SF漫画記憶家族
飛浩隆 受賞

『象られた力』は、表題作を含む飛浩隆の初期中篇を収めた SF 作品集です。言語や図形、感覚と認識の関係を緻密に組み立て、知的な設定と強いイメージがせめぎ合う物語を展開します。

見えない図形と言葉の力が、世界の認識そのものを揺さぶります。

423ページ
SF言語形象
押井守 受賞
イノセンス

押井守監督の『イノセンス』は、身体を機械化した未来を舞台に、人形、魂、記憶、人間性を問うアニメーション映画。事件捜査の物語を通じて、自己とは何かという哲学的な問いを濃密な映像で描く。

人形と人間の境目が揺らぐ未来で、魂の所在が問われる。

SFアニメーション身体記憶
矢野徹 特別賞
冲方丁 受賞

賭博都市を舞台に、命を奪われかけた少女バロットが特殊な技術で再生し、自らを利用した男への追跡と自己回復に踏み出すSF長編。暴力、言葉、身体、法をめぐる問いを、疾走感のあるアクションと濃密な心理描写で描く。

傷つけられた少女が、声と身体を取り戻しながら巨大な都市の闇へ踏み込む。

316ページ
サイバーパンク再生復讐都市自己決定
アラビアの夜の種族

『アラビアの夜の種族』は、古川日出男による作品。日本SF大賞の対象作として扱われている。

古川日出男の『アラビアの夜の種族』。

牧野修 受賞
傀儡后

『傀儡后』は、牧野修による作品。日本SF大賞の対象作として扱われている。

牧野修の『傀儡后』。

北野勇作 受賞

『かめくん』は、北野勇作による作品。日本SF大賞の2001年回で受賞に選ばれ、同時代の文学・出版の中で評価された。

日本SF大賞で受賞となった、北野勇作の『かめくん』。

300ページ
想像力異界冒険
巽孝之 受賞
日本SF論争史

『2000』は作者による受賞作。作品名が示す主題を軸に、人物や時代の感触を読ませる。

『2000』は、受賞作として読み継がれる作品です。

文学賞受賞作人間関係時代の感触
新井素子 受賞
チグリスとユーフラテス

女性だけが残った遠未来の閉鎖社会を舞台に、生命をつなぐ計画と個人の自由がぶつかり合う長編SF。管理されたユートピアの内側で、世代を越えて受け継がれる記憶と孤独が描かれる。

チグリスとユーフラテスは、遠未来を手がかりに人の心と時代の気配を描く作品です。

遠未来生命倫理女性社会記憶
光瀬龍 特別賞
瀬名秀明 受賞

『BRAIN VALLEY(上・下)』は、瀬名秀明によるSFの作品。日本SF大賞で評価された作品として、作者の関心や時代性が表れた一作である。

日本SF大賞で注目された、瀬名秀明の個性がうかがえる作品。

278ページ
SF日本SF大賞
星新一 特別賞
NHK人間大学 特別賞
宇宙を空想してきた人々

『宇宙を空想してきた人々』は、NHK人間大学によるSFの作品。日本SF大賞で評価された作品として、作者の関心や時代性が表れた一作である。

日本SF大賞で注目された、NHK人間大学の個性がうかがえる作品。

SF日本SF大賞
井上雅彦 特別賞
異形コレクション 1~6

『異形コレクション 1~6』は、井上雅彦によるSFの作品。日本SF大賞で評価された作品として、作者の関心や時代性が表れた一作である。

日本SF大賞で注目された、井上雅彦の個性がうかがえる作品。

SF日本SF大賞

『蒲生邸事件』は、宮部みゆきによる作品で、1997年の日本SF大賞で受賞対象となった。毎日新聞社から刊行された作品として読まれている。

日本SF大賞で受賞対象となった『蒲生邸事件』。

427ページ
庵野秀明 受賞
新世紀エヴァンゲリオン

『新世紀エヴァンゲリオン』は、庵野秀明による作品で、1997年の日本SF大賞で受賞対象となった。ガイナックスから刊行された作品として読まれている。

日本SF大賞で受賞対象となった『新世紀エヴァンゲリオン』。

364ページ
金子修介 受賞
ガメラ2 レギオン襲来

『ガメラ2 レギオン襲来』は、金子修介による日本SF大賞の対象作。作品名が示す題材を軸に、人物、時代、場所、記憶の手触りをたどる作品として読める。

ガメラ2 レギオン襲来という題名のもと、金子修介が対象に向き合う姿勢が前面に出る作品。

受賞作日本SF大賞人物と時代記憶

『戦争を演じた神々たち』は大原まり子によるSFの作品で、日本SF大賞の受賞作です。賞の対象領域に沿って、物語、人物、社会や歴史へのまなざしを読む作品として位置づけられます。

日本SF大賞で評価された、大原まり子の表現を伝える一作です。

238ページ
SF受賞作日本文学
小谷真理 受賞

『女性状無意識』は小谷真理によるSFの作品で、日本SF大賞の受賞作です。賞の対象領域に沿って、物語、人物、社会や歴史へのまなざしを読む作品として位置づけられます。

日本SF大賞で評価された、小谷真理の表現を伝える一作です。

294ページ
SF受賞作日本文学
柾悟郎 受賞

『ヴィーナス・シティ』は、柾悟郎による早川書房から刊行された作品で、日本SF大賞で評価された。題名が示す対象を軸に、著者の関心と時代背景を読ませる一作である。

『ヴィーナス・シティ』は、日本SF大賞で選ばれた柾悟郎の作品である。

313ページ
受賞作日本SF大日本文学
黒丸尚 特別賞
筒井康隆 受賞

朝のガスパール は、新聞連載と読者参加型の試みを結びつけた筒井康隆の長編である。現実、夢、コンピュータ・ネットワークが入り交じり、物語が読者との応答の中で変容していく実験性を備えている。

物語と読者の境界を揺さぶる、ネットワーク時代初期の実験小説。

327ページ
SFメタフィクションネットワーク
梶尾真治 受賞

テロ集団に家族を奪われた神鷹静香が、灼熱の惑星サラマンダーを拠点とする敵へ向かう長編SF。復讐劇、宇宙冒険、時間をまたぐスケール感が結びつく。

灼熱の惑星を目指す復讐の旅が、銀河規模の物語へ広がっていく。

499ページ
スペースオペラ復讐時間SF
石原藤夫 特別賞
SF図書解説総目録および「SFマガジン」インデックス

日本国内で刊行されたSF書籍を集積し、解説を付した大部の目録と、SF専門誌の索引からなる書誌資料。創作ではなく、日本SF史を調べるための基礎文献として評価された。

膨大なSF出版物を整理し、日本SFの記憶をたどるための道具にした書誌資料。

2338ページ
書誌日本SF史索引
椎名誠 受賞

『アド・バード』は椎名誠による文学作品。人物の内面や時代の空気をすくい取り、物語や批評の形で読者に差し出す。

『アド・バード』は、椎名誠の表現を日本SF大賞の文脈で読むための重要な対象である。

382ページ
文学人物時代
夢枕獏 ゆめまくら ばく 受賞
上弦の月を喰べる獅子

『上弦の月を喰べる獅子』は、夢枕獏による受賞作で、題名が示す人物・場所・出来事を手がかりに、人間の選択や時代の空気を描く作品である。物語性のある作品では登場人物の関係と転機を、評論・ノンフィクションでは対象への観察と論点の積み重ねを軸に読ませる。

『上弦の月を喰べる獅子』は、受賞時代の問題意識と著者の視線が交差する一作である。

時代と個人記憶社会人間関係
手塚治虫 てづか おさむ 特別賞
上弦の月を喰べる獅子

『上弦の月を喰べる獅子』は、手塚治虫による受賞作で、題名が示す人物・場所・出来事を手がかりに、人間の選択や時代の空気を描く作品である。物語性のある作品では登場人物の関係と転機を、評論・ノンフィクションでは対象への観察と論点の積み重ねを軸に読ませる。

『上弦の月を喰べる獅子』は、受賞時代の問題意識と著者の視線が交差する一作である。

時代と個人記憶社会人間関係
半村良 はんむら りょう 受賞

『岬一郎の抵抗』は半村良による、想像力を軸に、人間や社会のあり方を問い直す作品です。受賞作として、題名が示す主題を軸に、読後に残る余韻を重んじた一作として位置づけられます。

『岬一郎の抵抗』は、短い題名の奥に人物、時代、土地の気配を重ねる作品です。

594ページ
想像力社会抵抗未来
横田順彌 よこた じゅんや 受賞

『快男児・押川春浪』は横田順彌による、想像力を軸に、人間や社会のあり方を問い直す作品です。受賞作として、題名が示す主題を軸に、読後に残る余韻を重んじた一作として位置づけられます。

『快男児・押川春浪』は、短い題名の奥に人物、時代、土地の気配を重ねる作品です。

408ページ
想像力社会抵抗未来
會津信吾 あいづ しんご 受賞

『快男児・押川春浪』は會津信吾による、想像力を軸に、人間や社会のあり方を問い直す作品です。受賞作として、題名が示す主題を軸に、読後に残る余韻を重んじた一作として位置づけられます。

『快男児・押川春浪』は、短い題名の奥に人物、時代、土地の気配を重ねる作品です。

408ページ
想像力社会抵抗未来
荒俣宏 あらまた ひろし 受賞

『帝都物語』は、東京の近代史、風水、怨霊伝説、都市改造を重ね合わせた伝奇小説です。帝都の破壊をもくろむ加藤保憲を軸に、科学と呪術が交錯する大きな物語が展開します。

『帝都物語』は、題名が呼び込む情景と作者の関心を結びつけながら、受賞作としての輪郭を残す作品です。

454ページ
東京風水怨霊都市改造
かんべむさし かんべ むさし 受賞

宇宙規模の旅と芸能の感覚を、かんべむさしのユーモアで押し広げた長編SF。笑い、冒険、文明風刺が重なり、日本SFの幅広さを示す大作になっている。

宇宙規模の旅と芸能の感覚を、かんべむさしのユーモアで押し広げた長編SF。

667ページ
SFユーモア宇宙旅行風刺
小松左京 こまつ さきょう 受賞
首都消失

『首都消失』は、小松左京のSF長編。東京を中心とする首都圏が謎の雲に包まれ、外部と断絶するという設定から、国家・都市・危機管理を描く。

首都が消えたとき、日本は何を失い、何を試されるのか。

災害SF都市危機管理
川又千秋 かわまた ちあき 受賞

戦後パリのシュルレアリスムを背景に、読む者の精神を侵す謎の詩をめぐって展開する言語SF。詩と言葉の力が現実を揺さぶり、人間の意識を異界へ引き込んでいく。

『幻詩狩り』は、SF長編として人の記憶と時代の手触りを静かに浮かび上がらせる。

366ページ
記憶家族時代自己
大友克洋 おおとも かつひろ 受賞
童夢

「童夢」は、大友克洋による受賞作。受賞歴により注目された作品として、作者の問題意識と語りの特色を示す一作である。

受賞作「童夢」を入口に、作者の表現世界へ導く。

受賞作日本文学表現
山田正紀 やまだ まさき 受賞
最後の敵

『最後の敵』は、山田正紀による作品で、1982年前後の文学賞で評価された一作。題名が示す情景や主題を軸に、作者の関心と時代の空気を反映した作品として読むことができる。

山田正紀の『最後の敵』は、受賞歴とともに読み継がれる作品である。

269ページ
文学賞受賞作1980年代文学作者の主題意識
井上ひさし いのうえ ひさし 受賞

東北の寒村・吉里吉里村が、上野発青森行きの急行列車を止め、日本からの分離独立を宣言する。独自の言語、通貨、制度を掲げる小国家をめぐり、政治、経済、農業、医療、軍事までを巻き込む騒動が広がっていく、井上ひさしの長編風刺小説。

小さな村の独立宣言が、日本という国の矛盾を笑いと熱気で撃ち抜く。

834ページ
風刺架空国家東北言語政治と生活
堀晃 ほり あきら 受賞

『太陽風交点』は、表題作を含む堀晃のハードSF短編集。宇宙空間、太陽ヨット、未知の遺跡、情報や熱力学への関心を背景に、人間の認識を越える現象と向き合う探査者たちを描く。理系的な発想を物語の緊張へ変換した、日本SF初期の重要作として読まれている。

宇宙の辺境で、太陽風と未知の遺跡が人間の想像力を試す。

317ページ
ハードSF宇宙探査太陽ヨット遺跡調査情報理論日本SF