日本SF大賞
にほんSFたいしょう
日本SF作家クラブが1980年に創設した賞。ジャンルやメディアを問わず、対象年度内に発表された最も優れたSF作品に贈られる。年1回開催で、副賞として賞金100万円が授与される。
- 創設年
- 1980
- 主催
- 日本SF作家クラブ
- カテゴリー
- ジャンル小説
- 選考方式
- 推薦
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 発表時期
- 2月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
日本SF大賞は、1980年(昭和55年)に日本SF作家クラブにより創設された。ジャンルやメディアにとらわれず、対象年度(9月1日から翌8月31日)に発表されたSF作品の中から最も優れた業績を顕彰し、SF界の発展に寄与することを目的とする。毎年、会員からのエントリーと投票を経て最終候補作を絞り込み、運営委員会が選定した選考委員による討議で受賞作を決定する。大賞には賞状・トロフィー・賞金100万円が授与されるほか、選考委員の裁量により特別賞や功績賞が贈られることがある。第45回(2025年)は市川春子の漫画『宝石の国』が、第46回(2026年)は伊藤典夫の評論集『伊藤典夫評論集成』が大賞を受賞した。
賞品
- 主賞品
- SFイラストレーター横山宏作のトロフィー
- 賞金
- 1,000,000円
- 副賞
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| 予備選考 | 日本SF作家クラブ会員 | — | 最終候補作発表 |
| 最終選考 | 選考委員 | — | 受賞作発表 |
選考基準
- SFとしてすぐれた作品
- このあとからは、これがなかった以前の世界が想像できない作品
- SFの歴史に新たな側面を付け加えた作品
- 創作物だけでなく現実の出来事や製品も評価対象
関連の賞
- 星雲賞
- ハヤカワSFコンテスト
- ネビュラ賞
- 日本SF新人賞
公式情報
http://sfwj.jp/awards/過去の受賞者
シリーズ第3作。文明や共同体のあり方を、博物館惑星シリーズらしい視点で見つめ直す長編。
シリーズを通して、文明と共同体の輪郭を問い直す。
複数巻にわたり宇宙戦と兵站を主題に据えた軍事SFシリーズ。艦隊戦の裏側を支える補給と戦略を、ハードSFの視点で描く。
戦う前に、支えるものがある。
小川一水による全十巻十七冊の大河SFシリーズ。遠未来、感染症、異種知性、社会制度を長大な時間軸でつなぎ、人類史規模の物語を構成する。
長い時間をかけて、人類の未来と変容を描き切る大河SF。
かつて人類を滅ぼした異形の生物たちが暮らす惑星を舞台にした長編SF。故郷を追われたマガンダラが、惑星の運命を揺るがす企みへ巻き込まれる。
異形の言語と世界が、惑星の危機を語り始める。
大森望・日下三蔵編による創元SF文庫の年刊アンソロジー全十二巻。各年の日本SF短編を選び、概況や選評を含めて同時代のSFを記録したシリーズである。
年ごとの短編が、日本SFの同時代史を形づくる。
『年刊日本SF傑作選』は大森望と日下三蔵が編んだ年度別の日本SFアンソロジー・シリーズ。短篇、評論的な概況、推薦リストを通じて同時代の日本SFを継続的に記録し、作家と読者をつなぐ年鑑として機能した。
一冊ごとの収録作を越え、十年以上にわたる日本SFの変化を可視化した年鑑的シリーズ。
ポル・ポト政権下のカンボジアと近未来を結び、暴力、知性、ゲーム、政治を壮大なスケールで描く二部構成の長編。人間が制度や偶然に翻弄される姿を、緻密な構成で追う。
ゲームの理論と歴史の暴力が、人間の自由を問い直す。
言葉だけで人を死に追いやる殺人者や、文字そのものが怪物化する想像力を軸にした SF 作品集。情報、言語、身体、記憶の境界を揺さぶり、思弁性と官能性を併せ持つ短中編を収める。
言葉が命を奪い、文字が怪物になる場所へ踏み込む。
「WOMBS」は、白井弓子による受賞作である。受賞歴から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。
白井弓子の受賞作「WOMBS」。
「シン・ゴジラ」は、庵野秀明による受賞作である。受賞歴から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。
庵野秀明の受賞作「シン・ゴジラ」。
「シン・ゴジラ」は、樋口真嗣による受賞作である。受賞歴から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。
樋口真嗣の受賞作「シン・ゴジラ」。
「シン・ゴジラ」は、尾上克郎による受賞作である。受賞歴から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。
尾上克郎の受賞作「シン・ゴジラ」。
航空宇宙軍史の世界を舞台に、宇宙開発と軍事、組織の判断を硬質な筆致で描くSF。
宇宙軍史の年表の奥で、人と組織の選択が動き出す。
衛星軌道上の異変をきっかけに、宇宙開発、情報技術、国際政治が交錯する近未来SF。専門的な技術描写とスピード感のある群像劇で、現代の延長にある危機を描く。
藤井太洋『オービタル・クラウド』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。
『My Humanity』は長谷敏司による受賞作品。賞記録で確認できる作品名と著者名を基礎に、単行本・文庫・短編集として採用できる識別子の有無を切り分けて整理した。
長谷敏司『My Humanity』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。
『皆勤の徒』は、2013年の受賞作として記録される作品です。作品名と著者情報を基点に、受賞歴、刊行形態、公開書誌を照合し、受賞対象そのものに結びつく範囲で整理しました。
受賞作『皆勤の徒』の書誌と作品情報を、掲載誌 ID を混入させずに整理しました。
『ヨハネスブルグの天使たち』は、2013年の受賞作として記録される作品です。作品名と著者情報を基点に、受賞歴、刊行形態、公開書誌を照合し、受賞対象そのものに結びつく範囲で整理しました。
受賞作『ヨハネスブルグの天使たち』の書誌と作品情報を、掲載誌 ID を混入させずに整理しました。
『NOVA 書き下ろし日本SFコレクション 全10巻』は、2013年の受賞作として記録される作品です。作品名と著者情報を基点に、受賞歴、刊行形態、公開書誌を照合し、受賞対象そのものに結びつく範囲で整理しました。
受賞作『NOVA 書き下ろし日本SFコレクション 全10巻』の書誌と作品情報を、掲載誌 ID を混入させずに整理しました。
近未来の警視庁特捜部に配備された有人兵器「機龍」と、元傭兵の搭乗員たちをめぐる警察小説。テロ、国際政治、組織内の軋轢を、重厚なリアリズムとロボットSFのスケールで描くシリーズ第2作である。
異形の兵器と警察組織の倫理が、テロの現場で衝突する。
囲碁、チェッカー、麻雀、古代チェス、将棋など、盤上・卓上遊戯をめぐる連作SF短編集。対局の極限で、人間の知性や身体、歴史の枠を超える現象が立ち上がり、ゲームを通じて世界認識そのものを問う。
盤上の一手が、人知を超える世界を開く。
伊藤計劃が遺した未完の長編構想を、円城塔が引き継いで完成させたスチームパンクSF。屍者技術が社会基盤となった19世紀末を舞台に、ジョン・ワトソンが世界を巡り、魂・記録・身体をめぐる謎へ近づく。
屍者が労働する世界で、魂の所在を追う旅が始まる。
『華竜の宮』は、上田早夕里によるSF長編です。受賞対象として記録される作品で、題名が示すイメージと作者の関心を手がかりに、人物や土地、記憶、感情の動きを描きます。
『華竜の宮』は、上田早夕里の表現を受賞作として伝えるSF長編です。
『近代日本奇想小説史 明治篇』は、横田順彌による文学史研究書です。受賞対象として記録される作品で、題名が示すイメージと作者の関心を手がかりに、人物や土地、記憶、感情の動きを描きます。
『近代日本奇想小説史 明治篇』は、横田順彌の表現を受賞作として伝える文学史研究書です。
『日本SF精神史』は、幕末・明治から戦後までの日本における科学幻想、未来像、近代化への欲望をたどる評論です。文学、思想、社会の変化を横断しながら、日本SFが生まれる前史と精神的な土壌を描きます。
日本SFの源流を、近代日本の夢と不安の中に探る評論です。
『ペンギン・ハイウェイ』は、郊外の町に突然現れたペンギンの謎を、小学生の少年が研究する長編小説です。科学への好奇心、初恋に似た感情、世界の不思議が重なり、夏の冒険として広がっていきます。
少年の研究ノートから、町の不思議と世界の奥行きが見えてきます。
『ハーモニー』は、伊藤計劃による作品で、2009年の受賞作として記録されている。作品名と著者名で国立国会図書館サーチを確認し、単独書籍として一致する資料がある場合のみ紙書籍の識別子を採用した。
伊藤計劃の『ハーモニー』は、受賞歴と刊行形態を手がかりに読まれる作品である。
『グイン・サーガ』は、栗本薫による作品で、2009年の受賞作として記録されている。作品名と著者名で国立国会図書館サーチを確認し、単独書籍として一致する資料がある場合のみ紙書籍の識別子を採用した。
栗本薫の『グイン・サーガ』は、受賞歴と刊行形態を手がかりに読まれる作品である。
『新世界より』は貴志祐介による作品で、nihon-sf-award 2008-1 の受賞作です。作品名と著者名を基準に単行本・文庫・収録書籍の公開情報を確認し、作品ページに載せられる範囲の基本情報をまとめています。
貴志祐介『新世界より』。
『電脳コイル』は磯光雄による作品で、nihon-sf-award 2008-1 の受賞作です。作品名と著者名を基準に単行本・文庫・収録書籍の公開情報を確認し、作品ページに載せられる範囲の基本情報をまとめています。
磯光雄『電脳コイル』。
『星新一 一〇〇一話をつくった人』は最相 葉月によるノンフィクション・評論性の強い作品。人物や文化を丹念に追い、時代背景と個人の営みを読みやすい語りで結びつける。
最相 葉月『星新一 一〇〇一話をつくった人』。作品の核にある感情と時代の手触りをたどる一作。
『バルバラ異界』は、眠り続ける少女の夢の島バルバラと現実世界が交錯するSF漫画です。夢、記憶、家族、身体の境界が溶け合い、人間の意識と未来への不安を壮大に描きます。
夢の島バルバラが、現実と人の記憶を侵食していく。
賭博都市を舞台に、命を奪われかけた少女バロットが特殊な技術で再生し、自らを利用した男への追跡と自己回復に踏み出すSF長編。暴力、言葉、身体、法をめぐる問いを、疾走感のあるアクションと濃密な心理描写で描く。
傷つけられた少女が、声と身体を取り戻しながら巨大な都市の闇へ踏み込む。
『BRAIN VALLEY(上・下)』は、瀬名秀明によるSFの作品。日本SF大賞で評価された作品として、作者の関心や時代性が表れた一作である。
日本SF大賞で注目された、瀬名秀明の個性がうかがえる作品。
『宇宙を空想してきた人々』は、NHK人間大学によるSFの作品。日本SF大賞で評価された作品として、作者の関心や時代性が表れた一作である。
日本SF大賞で注目された、NHK人間大学の個性がうかがえる作品。
『異形コレクション 1~6』は、井上雅彦によるSFの作品。日本SF大賞で評価された作品として、作者の関心や時代性が表れた一作である。
日本SF大賞で注目された、井上雅彦の個性がうかがえる作品。
『ガメラ2 レギオン襲来』は、金子修介による日本SF大賞の対象作。作品名が示す題材を軸に、人物、時代、場所、記憶の手触りをたどる作品として読める。
ガメラ2 レギオン襲来という題名のもと、金子修介が対象に向き合う姿勢が前面に出る作品。
『戦争を演じた神々たち』は大原まり子によるSFの作品で、日本SF大賞の受賞作です。賞の対象領域に沿って、物語、人物、社会や歴史へのまなざしを読む作品として位置づけられます。
日本SF大賞で評価された、大原まり子の表現を伝える一作です。
テロ集団に家族を奪われた神鷹静香が、灼熱の惑星サラマンダーを拠点とする敵へ向かう長編SF。復讐劇、宇宙冒険、時間をまたぐスケール感が結びつく。
灼熱の惑星を目指す復讐の旅が、銀河規模の物語へ広がっていく。
日本国内で刊行されたSF書籍を集積し、解説を付した大部の目録と、SF専門誌の索引からなる書誌資料。創作ではなく、日本SF史を調べるための基礎文献として評価された。
膨大なSF出版物を整理し、日本SFの記憶をたどるための道具にした書誌資料。
『上弦の月を喰べる獅子』は、夢枕獏による受賞作で、題名が示す人物・場所・出来事を手がかりに、人間の選択や時代の空気を描く作品である。物語性のある作品では登場人物の関係と転機を、評論・ノンフィクションでは対象への観察と論点の積み重ねを軸に読ませる。
『上弦の月を喰べる獅子』は、受賞時代の問題意識と著者の視線が交差する一作である。
『上弦の月を喰べる獅子』は、手塚治虫による受賞作で、題名が示す人物・場所・出来事を手がかりに、人間の選択や時代の空気を描く作品である。物語性のある作品では登場人物の関係と転機を、評論・ノンフィクションでは対象への観察と論点の積み重ねを軸に読ませる。
『上弦の月を喰べる獅子』は、受賞時代の問題意識と著者の視線が交差する一作である。
『岬一郎の抵抗』は半村良による、想像力を軸に、人間や社会のあり方を問い直す作品です。受賞作として、題名が示す主題を軸に、読後に残る余韻を重んじた一作として位置づけられます。
『岬一郎の抵抗』は、短い題名の奥に人物、時代、土地の気配を重ねる作品です。
『快男児・押川春浪』は横田順彌による、想像力を軸に、人間や社会のあり方を問い直す作品です。受賞作として、題名が示す主題を軸に、読後に残る余韻を重んじた一作として位置づけられます。
『快男児・押川春浪』は、短い題名の奥に人物、時代、土地の気配を重ねる作品です。
『首都消失』は、小松左京のSF長編。東京を中心とする首都圏が謎の雲に包まれ、外部と断絶するという設定から、国家・都市・危機管理を描く。
首都が消えたとき、日本は何を失い、何を試されるのか。
「童夢」は、大友克洋による受賞作。受賞歴により注目された作品として、作者の問題意識と語りの特色を示す一作である。
受賞作「童夢」を入口に、作者の表現世界へ導く。
『最後の敵』は、山田正紀による作品で、1982年前後の文学賞で評価された一作。題名が示す情景や主題を軸に、作者の関心と時代の空気を反映した作品として読むことができる。
山田正紀の『最後の敵』は、受賞歴とともに読み継がれる作品である。