日本の文学賞

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岡田 一実

おかだ かずみ

Okada Kazumi

プロフィール

性別
女性
生誕
1976-01-01 (富山県富山市)
国籍
日本
言語
日本語
宗教
浄土真宗
居住地歴
富山県富山市(出生地) → 愛媛県松山市(在住)

経歴

職業
俳人
活動期間
2006年〜
所属
鏡(同人), らん(同人、2015–2023), いつき組(参加)
所属団体
いつき組, らん(同人、~2023), 鏡(同人)

受賞歴

芝不器男俳句新人賞(奨励賞)
2010
主催: 芝不器男俳句新人賞選考委員会
結果: 奨励賞 (Encouragement Award)
現代俳句新人賞
2014
主催: 現代俳句協会
結果: 受賞 (Winner)
小野市詩歌文学賞(第11回)
2019
対象作品: 記憶における沼とその他の在処
主催: 小野市詩歌文学賞選考委員会
結果: 受賞 (Winner)
田中裕明賞(次点)
2021
対象作品: 光聴
主催: 田中裕明賞選考委員会
結果: 次点 (Runner-up)
現代俳句評論賞(第42回)
2022
対象作品: 『杉田久女句集』を読む―ガイノクリティックスの視点から
主催: 現代俳句協会
結果: 受賞 (Winner)

受賞・候補エディション

作品

代表作

境界-border-

2014年 俳句

初期の句を収めた作品集。言葉の境界や日常の細部に着目した短い句が並ぶ。

境界日常観察

新装版 小鳥

2015年 俳句

既刊句集の新装版。小さな生き物や日常の記憶を題材にした句が中心。

自然記憶小動物

記憶における沼とその他の在処

2018年 俳句

記憶と場所性を巡る句集。個人的な記憶を起点にした静かなイメージが特徴。

記憶場所性時間

光聴

2021年 俳句

視覚と聴覚の交差をテーマにした第4句集。詳細で分析的な言語使用が評価された作品。

感覚視覚聴覚

篠原梵の百句(編著)

2024年 編著・選集

篠原梵の句を選び編んだ選集。解説や選評を含む編著作品。

選集編著俳句研究

醒睡

2024年 俳句

第5句集。著者による全編朗読音声が公開されている作品集。

覚醒夢と記憶朗読

全著作

  • 境界-border-
  • 新装版 小鳥
  • 記憶における沼とその他の在処
  • 光聴
  • 篠原梵の百句(編著)
  • 醒睡

作風・主題

文体
写生を基盤とした観察的な詩風詳細で解像度の高い言葉遣いやや分析的で理屈っぽくも感じられる表現
頻出モチーフ
記憶場所性感覚(視覚・聴覚)小動物や日常の細部

評価・遺産

2000年代後半から頭角を現した現代俳句の若手作家。複数の新人賞受賞や評論賞受賞を通じて、観察に基づく細密な言語表現が評価されている。

引用

  • 酸欠の部屋に流れこんだ新しい空気のような気持ちのよさがある。
    出典: 宇多喜代子(小野市詩歌文学賞審査評) (2019年)
  • 目に映り、耳に聞えるものを、ふつうの感受のしかた以上に克明かつ分析的に捉え、それをやや理屈っぽくも見える、解像度の高い言葉遣いで再構成する。
    出典: 岸本尚毅(『光聴』帯文) (2021年)

豆知識

  • 浄土真宗の寺院で生まれた。
  • ペットの犬が死んだことをきっかけに俳句を始めた。
  • 結婚時に夏井いつきが媒酌人となり『俳句結婚式』を挙げたエピソードがある。
  • 第5句集『醒睡』は著者による全編朗読音声が公開されている。