日本の文学賞

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斎藤 憐

さいとう れん

Saito Ren

プロフィール

性別
男性
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
劇作家, 脚本家
所属
オンシアター自由劇場

受賞歴

岸田國士戯曲賞(第24回)
1980
対象作品: 上海バンスキング
主催: 岸田國士戯曲賞選考委員会
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 『上海バンスキング』は、斎藤憐による戯曲。昭和初期から戦中にかけての上海を舞台に、ジャズに魅せられた日本人バンドマンたちの青春、恋、自由への憧れを、時代の暗い影とともに描く。

    戦時下へ向かう上海で、ジャズに生きた若者たちの自由と破滅を描く戯曲。

    119ページ
    戯曲上海ジャズ戦争青春
  1. 受賞作: 春、忍び難きを

    『春、忍び難きを』は、斎藤憐による作品で、2006年の鶴屋南北戯曲賞で受賞に選ばれた。

    鶴屋南北戯曲賞で評価された斎藤憐の作品。

    鶴屋南北戯曲賞受賞

作品

代表作

上海バンスキング

1979年 音楽劇 118ページ

昭和初期の上海を舞台に、クラリネット奏者やその仲間たちの恋と夢、戦争による破壊と喪失を描く音楽劇。劇中に実演されるジャズやショーの場面を多く含み、戦争の到来によって自由と音楽が失われていく過程を描写する。

ジャズ戦争と喪失娯楽文化夢と破滅昭和期の都市
映像化・舞台化
  • [映画] 上海バンスキング / 深作欣二 (1984)
  • [映画] 上海バンスキング / 串田和美 (1988)

全著作

  • 上海バンスキング(戯曲) 而立書房、1980
  • 黄昏のボードビル -斎藤憐戯曲集3- 而立書房、1980
  • 昭和のバンスキングたち ジャズ・港・放蕩(著作) ミュージックマガジン、1983

翻案

  • 映画化(1984年、深作欣二監督)
  • 映画化(1988年、串田和美監督)

作風・主題

文体
劇中に生演奏を取り入れる実験的な音楽劇的手法台詞を中心に進行する現代劇的語り口時代の空気と記憶を重視した写実と回想の混在
頻出モチーフ
ジャズとナイトクラブ夜の都市風景夢と破滅戦争による日常の消失麻薬と退廃

評価・遺産

『上海バンスキング』は舞台でのロングランと高い評価を得て、劇作家・斎藤憐の代表作となった。舞台作品としてのみならず1984年・1988年に映画化されるなどメディアを越えた影響を持ち、日本の小劇場ミュージカルや戦間期モチーフの演劇表現に与えた影響は大きい。

資料所蔵先

  • 国立映画アーカイブ(1984年版映画資料)

大衆文化への影響

  • 1984年・1988年の映画化により一般層への認知が拡大

引用

  • 生バンドでつづる、黎明期のジャズマン達の恋と夢、あの街には、人を不幸にする夢が多すぎた…
    出典: 舞台ポスター/ライナーノーツ (1979年)

豆知識

  • タイトルの「バンス」は英語の advance borrowing(前借り)を省略した日本語的表現に由来する。
  • 主人公モデルの一人として大川幸一(戦前に上海で活動した奏者)が挙げられている。
  • 舞台初演は1979年、雑誌掲載は1980年(『新劇』1980年3月号)。
  • 同作は小劇場としては長期のロングランを記録した。