日本の文学賞

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斎藤 環

さいとう たまき

Saito Tamaki

プロフィール

性別
男性
生誕
1961-09-24 (岩手県北上市)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
精神科医, 批評家, 大学教授
活動期間
1986年〜
所属
筑波大学 医学医療系 保健医療学域 社会精神保健学分野, 公益社団法人 青少年健康センター(参与), オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン(ODNJP、共同代表)
所属団体
日本病跡学会, オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン
影響を受けた人物
ラカン, グレゴリー・ベイトソン

学歴

筑波大学
医学専門学群 / 医学科
学位: 医学士
期間: 1980-1986
卒業年: 1986
国: 日本
筑波大学
大学院医学研究科 / 博士課程(精神保健・社会精神保健学系)
学位: 医学博士
期間: 1986-1990
卒業年: 1990
国: 日本
稲村博の指導を受ける

受賞歴

角川財団学芸賞
2013
対象作品: 世界が土曜の夜の夢なら
主催: 公益社団法人 角川文化振興財団
結果: winner
小林秀雄賞
2020
対象作品: 心を病んだらいけないの? うつ病社会の処方箋(與那覇潤との共著)
主催: 小林秀雄賞選考委員会
結果: winner
第98回キネマ旬報ベスト・テン(読者賞)
2025
対象作品: 『映画のまなざし 転移』(キネマ旬報連載)
主催: キネマ旬報社
結果: winner
日本病跡学会賞
主催: 日本病跡学会
結果: winner

受賞・候補エディション

作品

代表作

社会的ひきこもり――終わらない思春期

1998年 精神医学・社会論

ひきこもり現象を精神医学と社会論の観点から分析し、現代日本における若者の生きづらさを論じる。

ひきこもり青春社会精神病理

戦闘美少女の精神分析

2000年 文化批評・精神分析

戦う美少女キャラクターに見られる表象を精神分析の視点から読み解き、サブカルチャーと主体性の問題を論じる。

サブカルチャーキャラクター論精神分析

世界が土曜の夜の夢なら――ヤンキーと精神分析

2012年 社会批評・精神分析

「ヤンキー」性や大衆的な攻撃性と精神分析を結びつけて現代日本社会の構造を考察する。

暴力性承認欲求社会構造

全著作

  • 文脈病――ラカン/ベイトソン/マトゥラーナ(1998)
  • 社会的ひきこもり――終わらない思春期(1998)
  • 戦闘美少女の精神分析(2000)
  • 承認をめぐる病(2013)
  • オープンダイアローグがひらく精神医療(2019)

作風・主題

文体
精神分析的アプローチを基盤とした論理的で解説的な文体サブカルチャーやポップカルチャーを参照する通俗的な批評
頻出モチーフ
ひきこもり承認欲求キャラクターと主体性境界性の問題

評価・遺産

青春期・若者の精神病理やサブカルチャー論に関する独自の視点で広範な影響を与え、臨床と批評を横断する学術・公共的発言で知られる。

関連学会

  • 日本病跡学会

大衆文化への影響

  • サブカルチャー誌や映画批評での言及、ミュージシャン平沢進との対談等を通じたポップカルチャー界隈への影響

引用

  • 新しいタイプである「ディスチミア親和型うつ病」の場合、パブリックな仕事はできないが、プライベートでは活動的で元気に見える。
    出典: 文藝春秋(2008年) (2008年)

豆知識

  • P-MODELや平沢進のファンであり、平沢進と対談したことがある。
  • 「ゲーム脳」論に対して科学的な誤りを指摘して批判した。
  • オープンダイアローグの普及に取り組み、日本での共同代表を務める。