日本の文学賞

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下村敦史

しもむら あつし

Shimomura Atsushi

プロフィール

性別
男性
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, 作家
活動期間
2006年〜

受賞歴

江戸川乱歩賞
2014
対象作品: 闇に香る嘘
主催: 日本推理作家協会
結果: Winner

受賞・候補エディション

作品

代表作

闇に香る嘘

2014年 推理小説 336ページ

満州で育った元カメラマンの村上和久を主人公に、視力を失った彼と中国残留孤児として帰国した兄を巡る疑惑と家族の確執を描く長編ミステリ。差出人不明の点字の俳句や偽りの帰還者をめぐる謎が、戦中戦後の記憶やアイデンティティ、世代間の断絶と和解の可能性を照らし出す。

家族身元とアイデンティティ戦後史/残留孤児問題盲目・視覚記憶と記憶喪失罪と贖罪

全著作

  • 闇に香る嘘(講談社, 2014)

作風・主題

文体
心理描写が丁寧で内面の細やかな動きを描く文体静謐さと緊迫感を併せ持つ叙述語りと断片的な手がかりを組み合わせるミステリ的構成
頻出モチーフ
視覚と盲目点字や俳句などの文字・表現郷愁と戦後の記憶家族の断絶と和解

評価・遺産

デビュー作『闇に香る嘘』で第60回江戸川乱歩賞を受賞。投稿を続け9度目での受賞という経緯や、評論家・選考委員からの高評価により期待の新人として注目された。商業的・批評的にも話題となり、週刊文春ミステリーベスト10や「このミステリーがすごい!」等のランキングに入るなど読者層を広げた。

豆知識

  • 第52回(2006年)から江戸川乱歩賞に応募し続け、9度目で第60回を受賞した。
  • 応募時・受賞時の原題は『無縁の常闇に嘘は香る』で、選考委員からタイトルの改題が求められた。
  • 『週刊文春ミステリーベスト10』で第2位、『このミステリーがすごい!』で第3位にランクインした。
  • 出版社は講談社、初版発行は2014年8月5日、ISBN 978-4-06-219094-7。