日本の文学賞

← ホームに戻る

新藤 凉子

しんどう りょうこ

Shindo Ryoko

ペンネーム: 古屋 涼子本名(出生名)

プロフィール

性別
女性
生誕
1932-03-23 (鹿児島県)
死没
2022-10-07 (静岡県熱海市) 90歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
満州(旧満洲、現中国東北部) → 東京都(新宿) → 静岡県熱海市

経歴

職業
詩人, 詩誌編集発行人, エッセイスト
活動期間
1952年〜2022年
所属
詩誌『歴程』編集発行人, 日本現代詩人会(会長歴), 現代詩人会(会員)
所属団体
日本現代詩人会, 現代詩人会
影響を受けた人物
草野心平

学歴

共立女子大学
期間: 在学のち中退
国: 日本
在学後中退

受賞歴

高見順賞
1986
対象作品: 薔薇ふみ
主催: 高見順賞選考委員会
結果: winner
丸山薫賞
2007
対象作品: 薔薇色のカモメ
主催: 丸山薫賞選考委員会
結果: winner
藤村記念歴程賞
2013
対象作品: 連詩 悪母島の魔術師(共著)
主催: 藤村記念歴程賞選考委員会
結果: winner

受賞・候補エディション

高見順賞 1回登壇
  1. 受賞作: 薔薇ふみ

    新藤凉子の第三詩集。近しい人の死を契機に、生と死が一直線につながる感覚を見つめ、個人的な記憶と喪失を濃密な詩語へ移した作品である。

    喪失の記憶から、生と死の道筋をたどる詩集。

    詩集喪失生と死記憶
  1. 新藤凉子、河津聖恵、三角みづ紀による連詩集。悪母島という濃密な想像上の場をめぐり、複数の詩人の声が交差しながら、魔術的で不穏な風景を立ち上げる。

    三つの声が島を呼び出し、詩の連鎖が魔術のように広がる。

    106ページ
    連詩現代詩共同制作

作品

代表作

薔薇ふみ

1985年 詩集

女性の視線から日常と記憶、自然を織り交ぜた詩篇を収めた詩集。

女性記憶自然

新藤凉子詩集

1989年 詩集

代表作を収めた現代詩文庫シリーズの一冊。

現代詩私的記憶

薔薇色のカモメ

2006年 詩集

成熟した視点で綴る詩篇を集めた作品集。丸山薫賞受賞作。

老い時間

曠野

全著作

  • 薔薇ふみ(思潮社, 1985)
  • 新藤凉子詩集(思潮社 現代詩文庫, 1989)
  • 薔薇色のカモメ(思潮社, 2006)
  • 曠野
  • からすうりの花(共著, 1998)
  • 百八つものがたり(共著, 2001)
  • 地球一周航海ものがたり(共著, 2006)
  • 悪母島の魔術師(共著, 2013)

翻案

  • 「めひょう」(フジテレビ連続ドラマ、1964年)

作風・主題

文体
叙情的で私的な視点を重視する現代詩の文体象徴的イメージを用いた簡潔な表現
頻出モチーフ
薔薇記憶

健康

  • 間質性肺炎
    2022
    入院後、同疾患により死亡

評価・遺産

新藤凉子は戦後から21世紀にかけて活躍した女性詩人であり、詩誌『歴程』の編集発行人や日本現代詩人会の会長を務めるなど詩壇での影響力が大きかった。複数の賞を受賞し、女性の視点を基調とする詩作で評価された。

関連学会

  • 日本現代詩人会
  • 現代詩人会

資料所蔵先

  • 国立国会図書館所蔵資料

大衆文化への影響

  • 檀一雄『火宅の人』に登場する実吉徳子(お葉)のモデルの一人とされる。

豆知識

  • 1950年代に新宿で文壇バー「とと」を経営した。
  • 作家・水上勉と同棲していた時期がある。
  • 高橋順子、車谷長吉と親交があり、2005年に三人で世界一周の船旅をした。
  • 1964年に原作『めひょう』がフジテレビの連続ドラマとして放映された。