-
第23回(1994年) 読者大賞受賞作: 惑星童話
『惑星童話』は須賀しのぶによる小説の作品で、ノベル大賞の受賞作です。賞の対象領域に沿って、物語、人物、社会や歴史へのまなざしを読む作品として位置づけられます。
ノベル大賞で評価された、須賀しのぶの表現を伝える一作です。
198ページ小説受賞作日本文学
須賀 しのぶ
すが しのぶ
Suga Shinobu
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1972-11-07 (埼玉県)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
経歴
- 職業
- 小説家
- 活動期間
- 1994年〜
- ノミネート
- 第13回大藪春彦賞候補(『神の棘』), 第156回直木賞候補(『また、桜の国で』), 第9回山田風太郎賞候補(『夏空白花』)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 埼玉県立浦和第一女子高等学校 | — | — | — | — | 日本 |
| 上智大学 | 文学部 | 史学科 | — | — | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1994 | コバルト・ノベル大賞(読者大賞) | 惑星童話 | — | 集英社(コバルト文庫) | winner |
| 2013 | センスオブジェンダー賞(大賞) | 芙蓉千里(三部作) | — | センスオブジェンダー賞実行委員会 | winner |
| 2016 | 大藪春彦賞 | 革命前夜 | — | 大藪春彦賞選考委員会 | winner |
| 2017 | 高校生直木賞 | また、桜の国で | — | 高校生直木賞実行委員会 | winner |
| 2017 | 本の雑誌が選ぶ文庫ベストテン(年間1位) | 夏の祈りは | — | 本の雑誌 | winner |
| 2017 | オリジナル文庫大賞 | 夏の祈りは | — | オリジナル文庫大賞実行委員会 | winner |
受賞・候補エディション
-
第12回(2012年) 大賞受賞作: 芙蓉千里
満洲を舞台に、芸を身につけた女性が時代の荒波を生き抜く歴史ロマン。芸能、恋愛、政治の力学が重なる大河的な物語である。
芙蓉千里は、須賀しのぶの受賞作として、題名のモチーフから作品世界へ読者を導く。
208ページ文学賞受賞作人物の選択記憶と関係性
-
第18回(2016年) 受賞受賞作: 革命前夜
『革命前夜』は、須賀しのぶによる受賞作。受賞記録で確認できる作品名と著者名をもとに、書誌識別子は単行本・文庫・短編集として独立刊行が確認できる場合だけ記録する方針で整理した。現時点では雑誌や掲載媒体の識別子を流用せず、作品情報を受賞データに沿って保持している。
『革命前夜』は、受賞歴と刊行状況を切り分けて確認すべき作品である。
文学受賞作刊行確認
-
第37回(2016年) 候補受賞作: 革命前夜
『革命前夜』は、須賀しのぶによる受賞作。人物の選択、時代や場所の空気、語りの余韻を通じて、読後に残る問いを描く作品として整理した。
『革命前夜』は、受賞歴と書誌情報をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。
文学人生記憶
-
第9回(2018年) 候補受賞作: 夏空白花
敗戦後の日本で、高校野球の再建に賭けた人々を描く歴史長編。GHQ 占領下で失われた誇りを取り戻そうとする姿を通じ、スポーツと復興の物語を重ねる。
失われた夏を取り戻すため、野球に未来を託した人々の物語。
405ページ高校野球戦後日本GHQ復興青春
作品
代表作
スイート・ダイアリーズ
2007年 一般文芸ライトノベルから一般文芸へ移行した端緒となった長編。人間関係や日常の機微を描く作品。
帝冠の恋
2008年 ライトノベル / 恋愛青春と歴史的モチーフを織り交ぜた恋愛小説。後にオーディオドラマ化された。
- [オーディオドラマ] 帝冠の恋(NHK-FM 青春アドベンチャー) (2017)
芙蓉千里
2009年 歴史小説三部作で展開される歴史長編。家族と運命、国家を巡る物語。
神の棘Ⅰ・Ⅱ
2010年 ミステリ / 歴史要素歴史的背景を持つ重厚なミステリ二部作。長篇として評価された作品。
革命前夜
2015年 歴史小説 / 政治民衆の高揚や言葉を描いた作品。大藪春彦賞受賞作。
また、桜の国で
2016年 現代文学 / 歴史的要素歴史と個人の物語が交錯する群像劇。高校生直木賞受賞作でオーディオドラマ化もされた。
- [オーディオドラマ] また、桜の国で(NHK-FM 青春アドベンチャー) (2017)
夏の祈りは
2017年 短編連作 / 文芸夏を舞台にした連作短編。文庫ランキングで高評価を得た作品。
夏空白花
2020年 文芸近年の長編の一つ。青春や喪失を描いた作品で山田風太郎賞候補となった。
全著作
- 惑星童話
- スイート・ダイアリーズ
- 帝冠の恋
- 芙蓉千里
- 神の棘Ⅰ・Ⅱ
- 革命前夜
- また、桜の国で
- 夏の祈りは
- 夏空白花
- 荒城に白百合ありて
翻案
- NHK-FM『青春アドベンチャー』でのオーディオドラマ化(『帝冠の恋』『また、桜の国で』)
作風・主題
- 文体
- 歴史的背景を重視した重厚な文体人物心理を丁寧に描く叙情的な筆致
- 頻出モチーフ
- 歴史と記憶家族の因縁革命・政治的変動
評価・遺産
ライトノベル出身ながら一般文芸でも成功を収め、複数の文学賞を受賞・候補となった。歴史小説を中心に、現代と過去を繋ぐ作風が評価されている。
豆知識
- 1994年に『惑星童話』でコバルト・ノベル大賞(読者大賞)を受賞しデビュー。
- もともとライトノベル作品でキャリアを築き、2007年以降に一般文芸へ移行。
- 2017年に『また、桜の国で』で高校生直木賞を受賞。
- 公式サイト「no.99」、X(旧Twitter)アカウントを運営している。