日本の文学賞

← ホームに戻る

田井 安曇

たい あずみ

Tai Azumi

ペンネーム: 我妻 泰本名。公的記録や旧著作ではこの名を使用。

プロフィール

性別
男性
生誕
1930-02-19 (長野県飯山市)
死没
2014-11-02 84歳
国籍
日本
言語
日本語
宗教
キリスト教
居住地歴
長野県飯山市 → 愛知県(岡崎・名古屋)

経歴

職業
歌人, 中学校教師
活動期間
1950年〜2014年
影響を受けた人物
立原道造

学歴

岡崎高等師範学校(現・名古屋大学)
社会科
国: 日本
旧制高等師範学校を卒業し、中学校の社会科教師となる。

受賞歴

短歌研究賞
1984
対象作品: 経過一束
主催: 短歌研究
結果: winner
島木赤彦文学賞
2000
対象作品: 田井安曇著作集
結果: winner
詩歌文学館賞
2010
対象作品: 千年紀地上
結果: winner

受賞・候補エディション

短歌研究賞 1回登壇
  1. 受賞作: 経過一束

    『経過一束』は、受賞時に評価された題材と作者の視点が結びついた作品である。題名が示す人物、土地、出来事、記憶を手がかりに、時代の空気や人間関係の揺れを読者に伝える。

    『経過一束』は、題名に込められた含みから人間と時代の姿を浮かび上がらせる。

    受賞作品人間関係時代性記憶社会
詩歌文学館賞 1回登壇
  1. 受賞作: 千年紀地上

    田井安曇の歌集。戦後の時間を生きてきた歌人の視線から、生活、歴史、身体、地上の歩みを短歌のかたちで刻む。

    長い戦後を歩む身体と記憶が、地上の歌として響く。

    159ページ
    短歌戦後生活記憶身体

作品

代表作

我妻泰歌集

1967年 歌集

我妻泰名義での歌集。初期の歌作をまとめた作品集。

日常郷土

木や旗や魚らの夜の歌った歌

1974年 歌集

自然や物象への眼差しを通して日常を詠む歌集。

自然観察

経過一束

1990年 歌集

中期以降の成熟した作風を示す歌集。短歌研究賞を受賞。

時間回想

千年紀地上

2009年 歌集

晩年の代表作の一つ。詩歌文学館賞を受賞。

歴史信仰

全著作

  • 我妻泰歌集(1967)
  • 木や旗や魚らの夜の歌った歌(1974)
  • 天乱調篇(1975)
  • たたかいのししむらの歌(1975)
  • 水のほとり(1976)
  • 右辺のマリア(1978)
  • 父、信濃(1985)
  • 経過一束(1990)
  • 春の星(1996)
  • 山口村相聞(1997)
  • 千年紀地上(2009)

作風・主題

文体
叙情的で宗教的なモチーフを含む短歌的表現
頻出モチーフ
信仰自然郷里

健康

  • 肺炎
    2014
    2014年に肺炎により死亡

評価・遺産

田井安曇は戦後から晩年にかけて安定した短歌創作を続け、地方色と信仰を織り交ぜた作風で評価された。短歌研究賞、島木赤彦文学賞、詩歌文学館賞などを受賞し、短歌界での存在感を残した。

豆知識

  • 本名は我妻泰(わがつま とおる)。
  • ペンネームの「安曇」は安曇野から取ったが、出身は飯山市である。
  • 晩年の代表作に『千年紀地上』がある。