日本の文学賞

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嶽本 野ばら

たけもと のばら

Takemoto Nobara

別名: 嶽本 稔明
ペンネーム: 嶽本 野ばら作家としての筆名

プロフィール

性別
男性
生誕
1968-01-26 (京都府宇治市)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, 随筆家, 絵本作家, 作詞家, 音楽家
活動期間
1992年〜
影響を受けた人物
太宰治, 横溝正史, 中原淳一, 高橋真琴, 吉屋信子, 澁澤龍彦
ノミネート
三島由紀夫賞候補(エミリー), 三島由紀夫賞候補(ロリヰタ。)

学歴

大阪芸術大学
芸術学部 / 文芸学科
学位: 中退
国: 日本
中退

受賞歴

三島由紀夫賞
2003
対象作品: エミリー
主催: 三島由紀夫賞
結果: 候補
三島由紀夫賞
2004
対象作品: ロリヰタ。
主催: 三島由紀夫賞
結果: 候補

受賞・候補エディション

三島由紀夫賞 2回登壇
  1. 受賞作: エミリー

    『エミリー』は、嶽本野ばらが孤独な魂を抱えた若者たちの出会いと再生を描く恋愛小説集。表題作のほか、服飾や乙女文化へのこだわりを通じて、自分の好きなものを守ることと生きづらさが結びつく。

    残酷な世界で、自分の美意識を抱えて生きる者たちの恋愛小説集。

    200ページ
    乙女文化孤独恋愛服飾自己肯定
  2. 受賞作: ロリヰタ。

    携帯メールを取り入れた形式で、禁じられた恋と自己演出の痛みを描く小説。甘美な装いの奥に、社会からの視線と孤独が鋭く差し込む。

    『ロリヰタ。』は、受賞歴から作品の輪郭が見える一作で、作者の関心が題材と語り口に表れている。

    232ページ
    ロリータ文化恋愛自己演出

作品

代表作

ミシン

2000年 小説
映像化・舞台化
  • [映画] 世界の終わりという名の雑貨店 / 濱田樹石 (2001)

下妻物語

2002年 小説

ヤンキー少女とロリータ少女の奇妙で軽快な交流を描く作品。映画化され広く知られるようになった。

友情少女文化ロリータファッション
映像化・舞台化
  • [映画] 下妻物語 / 中島哲也 (2004)
翻訳
  • 英訳あり(タイトル表記: Shimotsuma Monogatari)

ロリヰタ。

2004年 小説

ロリータ趣味や少女文化を色濃く反映した作品。

ロリータ少女文化耽美

ハピネス

2006年 小説

タイマ

2008年 小説

作者の経験(逮捕や事件)をモチーフにした物語が含まれる作品。

罪と贖罪社会問題

全著作

  • ミシン(2000年)
  • 鱗姫(2001年)
  • エミリー(2002年)
  • 下妻物語(2002年)
  • ロリヰタ。(2004年)
  • ハピネス(2006年)
  • タイマ(2008年)
  • 破産(2012年)
  • 純潔(2019年)
  • ピクニック部(2024年)

翻案

  • 世界の終わりという名の雑貨店(映画、2001年)
  • 下妻物語(映画、2004年)
  • 破産(舞台化、2014年)

作風・主題

文体
少女文化の継承耽美的表現怪奇趣味を取り入れた文体性描写や破滅的展開が特徴
頻出モチーフ
ロリータファッション百合的要素人形や古物双子・結合・破滅

評価・遺産

ロリータファッションや少女文化の代表的作家として若い読者を中心に影響力を持つ一方、作風の過激さや薬物事件などで議論の対象にもなった。『下妻物語』の映画化により広く知られるようになった。

大衆文化への影響

  • 下妻物語の映画化(2004年)で一般的な認知度が向上
  • ロリータファッション文化のシンボル的存在としての影響

引用

  • 魂の双子達が必然に迫られ永遠を求め結合に至ります。
    出典: Twitter(作者の発言)

豆知識

  • 本名は嶽本稔明。
  • デビュー前は雑貨店『SHOPへなちょこ』の店長を務めた。
  • 1992年から1997年までエッセイ『それいぬ――正しい乙女になるために』を連載し単行本化された。
  • 執筆時にMacで横書き(20文字設定)を用いる。
  • 2007年と2015年に薬物関連で逮捕・起訴され、執行猶予付きの判決を受けた。
  • 『下妻物語』は映画化され社会的に大きな注目を集めた。