日本の文学賞

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田中康夫

たなか やすお

Tanaka Yasuo

プロフィール

性別
男性
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, 作家, 政治家
活動期間
1980年〜
ノミネート
第84回芥川賞候補(1981年)

学歴

一橋大学
法学部 / 法学科
国: 日本
発表当時は一橋大学法学部の4年生であった

受賞歴

文藝賞
1980
対象作品: なんとなく、クリスタル
主催: 文藝(河出書房新社)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

文藝賞 1回登壇
  1. 1980年の東京で、大学に通いながらモデルを続ける由利の日常を通して、豊かさに支えられた若い世代の感覚と、その先にある不透明さを切り取る。消費社会の空気を鋭く映した作品。

    豊かな日常の輪郭の内側に、不透明な未来がひそむ。

    248ページ
    東京若者文化消費社会豊かさ80年代

作品

代表作

なんとなく、クリスタル

1980年 小説

東京に暮らす女子大生の由利を主人公に、1980年当時の流行や風俗、ブランド文化を独自の文体と多くの注で描いた小説。ポストモダン文学の嚆矢とされ、書誌的には1981年に単行本が刊行された。注釈や統計データの併記などが話題となり、売上は100万部を超えた。

ポストモダン文学若者文化ブランド都市生活少子高齢化
映像化・舞台化
  • [映画] なんとなく、クリスタル / 松原信吾 (1981)

全著作

  • なんとなく、クリスタル
  • ブリリアントな午後
  • 33年後のなんとなく、クリスタル
  • ぼくたちの時代

翻案

  • なんとなく、クリスタル(映画、1981年 監督:松原信吾)

作風・主題

文体
注釈を多用したメタフィクション的文体断片的で会話中心の語り
頻出モチーフ
ブランド注釈・脚注都市の固有名詞出生率などの統計データ

評価・遺産

ポストモダン文学の嚆矢と評され、1980年代のブランド文化を象徴する作品として広く読まれた。累計で100万部を超えるベストセラーとなり、映画化や続編を生んだことで大衆文化にも影響を与えた。

大衆文化への影響

  • 題名が流行語化し「クリスタル族」という呼称を生んだ
  • 略称は『なんクリ』

引用

  • なんとなく、クリスタル
    出典: 『なんとなく、クリスタル』 (1980年)

豆知識

  • 略称は『なんクリ』。
  • 初版には442個の注釈が付されている(続編では438個)。
  • 単行本刊行後の売上は累計100万部を超えたとされる。
  • 1981年に松竹で映画化されたが、興行的には振るわなかった。