日本の文学賞

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飛浩隆

とび ひろたか

Tobi Hirotaka

ペンネーム: 飛浩隆創作活動で使用するペンネーム

プロフィール

性別
男性
生誕
1960-01-01 (島根県)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, SF作家
活動期間
1982年〜
所属
日本SF作家クラブ
所属団体
日本SF作家クラブ

学歴

島根大学
国: 日本
島根大学卒業(卒業年不明)

受賞歴

星雲賞(日本短編部門)
2005
対象作品: 象られた力(短編「象られた力」)
主催: 星雲賞選考委員会
結果: 受賞
日本SF大賞
2005
対象作品: 象られた力(中篇集)
主催: 日本SF大賞選考委員会
結果: 受賞
センス・オブ・ジェンダー賞(大賞)
2007
対象作品: ラギッド・ガール(廃園の天使II)
主催: ジェンダーSF研究会
結果: 受賞
星雲賞(日本短編部門)
2010
対象作品: 自生の夢(短編)
主催: 星雲賞選考委員会
結果: 受賞
星雲賞(日本短篇部門)
2015
対象作品: 海の指(短編)
主催: 星雲賞選考委員会
結果: 受賞
日本SF大賞
2018
対象作品: 自生の夢(短篇集)
主催: 日本SF大賞選考委員会
結果: 受賞
星雲賞(日本長編部門)
2019
対象作品: 零號琴
主催: 星雲賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

日本SF大賞 2回登壇
  1. 受賞作: 象られた力

    『象られた力』は、表題作を含む飛浩隆の初期中篇を収めた SF 作品集です。言語や図形、感覚と認識の関係を緻密に組み立て、知的な設定と強いイメージがせめぎ合う物語を展開します。

    見えない図形と言葉の力が、世界の認識そのものを揺さぶります。

    423ページ
    SF言語形象
  2. 受賞作: 自生の夢

    言葉だけで人を死に追いやる殺人者や、文字そのものが怪物化する想像力を軸にした SF 作品集。情報、言語、身体、記憶の境界を揺さぶり、思弁性と官能性を併せ持つ短中編を収める。

    言葉が命を奪い、文字が怪物になる場所へ踏み込む。

    288ページ
    SF言語情報短編集怪物
  1. 受賞作: ラギッド・ガール-廃園の天使2

    『ラギッド・ガール-廃園の天使2』は飛浩隆による作品。受賞対象として扱われた作品で、物語や論考の中心となる題材を通じて作者の関心が示される。

    飛浩隆の『ラギッド・ガール-廃園の天使2』。

    受賞作現代文学
星雲賞 3回登壇
  1. 受賞作: 自生の夢

    情報化された人間、変容する身体、知性の輪郭をめぐる短編を収めたSF作品集。表題作を含む物語群は、現実と仮想、生命と記録の境目を静かに揺さぶる。

    思弁と抒情が交わる場所で、人間の輪郭が別のかたちを取りはじめる。

    288ページ
    SF短編集情報生命身体変容思弁仮想現実
  2. 受賞作: 海の指

    海の指は、飛浩隆による受賞・候補作品。賞の記録で作品名は確認できるが、Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式で同名の単行本・文庫・短編集として確実に対応する書誌を確認できなかったため、雑誌号や応募原稿の識別子は採用しない。

    海の指をめぐる確認済み情報を、受賞作データとして整理する。

    受賞作未刊行確認文学賞
  3. 受賞作: 零號琴

    飛浩隆の長編SF。特種楽器技芸士トロムボノクと相棒シェリュバンが惑星〈美縟〉を訪れ、幻の楽器と秘曲「零號琴」をめぐる巨大な仕掛けに巻き込まれていく。

    幻の楽器が奏でる一曲が、惑星の真実を暴き出す。

    608ページ
    SF宇宙音楽物語論異星文明

作品

代表作

グラン・ヴァカンス 廃園の天使I

2002年 SF

〈廃園の天使〉シリーズの第1作で、荒廃した場所と奇怪な存在を描く長編。

廃墟記憶異形

ラギッド・ガール 廃園の天使II

2006年 SF

短編群を含むシリーズ続編。ジェンダーや身体性を巡るテーマが扱われる。

ジェンダー身体アイデンティティ

零號琴

2018年 SF

長編。幻想的で実験的な語りを伴う大作。

音楽実験世界の裂け目

象られた力

2004年 SF(中短篇集)

中篇・短篇を収めた作品集。収録作の多くが賞を受賞・候補となった。

研究と実験境界民話的要素

自生の夢

2016年 SF(短篇集)

短編を収めた作品集。繊細なイメージと自然/異界の交錯を描く。

自然異界

ポリフォニック・イリュージョン

1982年 SF(短篇)

大学在学中に発表したデビュー作。多声的な幻想を描く短篇。

多声幻想記憶

全著作

  • ポリフォニック・イリュージョン
  • 象られた力
  • グラン・ヴァカンス 廃園の天使I
  • ラギッド・ガール 廃園の天使II
  • 自生の夢
  • 零號琴

翻案

  • 海の指(ウェブコミック化、モアイにて連載)

作風・主題

文体
精緻で暗めの描写実験性の高い語り詩的な比喩
頻出モチーフ
廃墟・廃園記憶と忘却身体とジェンダー異界との境界

評価・遺産

日本の現代SFを代表する作家の一人。独特の幻想性と実験的な文体で高く評価され、星雲賞や日本SF大賞を複数回受賞している。

関連学会

  • 日本SF作家クラブ

豆知識

  • 大学在学中の1982年に『ポリフォニック・イリュージョン』でデビュー。
  • 『象られた力』で2005年に星雲賞(日本短編)と日本SF大賞を受賞。