日本の文学賞

← ホームに戻る

土屋 隆夫

つちや たかお

Tsuchiya Takao

プロフィール

性別
男性
生誕
1917-01-25 (長野県北佐久郡立科町芦田)
死没
2011-11-14 (長野県佐久市) 94歳
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, 推理作家, 脚本家, 教諭
活動期間
1949年〜2011年
影響を受けた人物
江戸川乱歩, 真山青果

学歴

中央大学専門部
専門部 / 法律学科
国: 日本
旧制専門部で法律を学ぶ

受賞歴

宝石100万円懸賞コンクール C賞(短編部門)
1949
対象作品: 「『罪深き死』の構図」
主催: 宝石(雑誌)
結果: Winner
直木賞
1959
対象作品: 天国は遠すぎる
主催: 直木賞
結果: Nominee
日本推理作家協会賞
1963
対象作品: 影の告発
主催: 日本推理作家協会
結果: Winner
日本ミステリー文学大賞
2002
主催: 日本ミステリー文学大賞選考委員会
結果: Winner

受賞・候補エディション

宝石賞 2回登壇
  1. 受賞作: 「罪ふかき死」の構図

    『「罪ふかき死」の構図』は、土屋隆夫による作品で、1949年の宝石賞で受賞対象となった。受賞記録で作品名と著者名を確認できる一方、単行本、文庫、短編集としての刊行を確認できる公開情報が限られるため、掲載誌や雑誌号の識別子は採用しない。

    『「罪ふかき死」の構図』は、宝石賞の受賞履歴に残る土屋隆夫の作品である。

    受賞作文学賞作品履歴
  2. 第5回(1951年) 選外佳作
    受賞作: 奇妙な招待状

    『奇妙な招待状』は、土屋隆夫による作品で、1951年の宝石賞で受賞対象となった。受賞記録で作品名と著者名を確認できる一方、単行本、文庫、短編集としての刊行を確認できる公開情報が限られるため、掲載誌や雑誌号の識別子は採用しない。

    『奇妙な招待状』は、宝石賞の受賞履歴に残る土屋隆夫の作品である。

    受賞作文学賞作品履歴
  1. 受賞作: 影の告発

    『影の告発』は、土屋隆夫の千草検事シリーズ第一作にあたる本格推理小説です。満員のエレベーター内で起きた白昼の殺人を発端に、わずかな手がかりから事件の構図を追う。

    満員のエレベーターで起きた不可能めいた殺人を、千草検事が追う代表作。

    347ページ
    本格推理検事密室的状況家族の過去

作品

代表作

影の告発

1963年 推理小説

千草検事を主人公とする法廷推理要素の強い長編。論理的な謎解きと文学性を兼ね備えた作品。

法廷正義と罪推理
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 千草検事の大逆転! テレビドラマ殺人事件 影の告発 (1980)

天狗の面

1958年 推理小説

初期の長編。伝統的なモチーフと犯罪構造を組み合わせた作品。

伝統と犯罪密室風トリック

天国は遠すぎる

1959年 小説

1959年刊。直木賞候補になった力作。人間心理を描いたミステリ作品。

人間心理犯罪

赤の組曲

1966年 推理小説

短編を含む連作集。文学性の高い構成で知られる。

連作文学と犯罪

全著作

  • 影の告発
  • 天狗の面
  • 天国は遠すぎる
  • 赤の組曲
  • 針の誘い
  • 盲目の鴉
  • 危険な童話
  • 妻に捧げる犯罪

翻案

  • 狙われた娘(映画、1957)
  • 濡れた逢びき(映画、1967)
  • 穴の牙(映画、2003)
  • 千草検事シリーズ(テレビドラマ化、複数回)

作風・主題

文体
論理的な謎解きと文学性の融合法廷や検事を中心とした硬質な筆致
頻出モチーフ
法廷検事(千草泰輔)密室・トリック実在の文学者を題材にする

健康

  • 心不全
    2011
    2011年に心不全で死去。94歳。

評価・遺産

土屋隆夫は戦後日本の本格ミステリを代表する一人であり、論理的な謎解きと文学性を融合させた作風で知られる。千草検事シリーズをはじめ多数の長短編がテレビや映画化され、創元推理文庫で全集が刊行されるなど後世への影響が大きい。

関連学会

  • 日本推理作家協会(関連)

大衆文化への影響

  • 多数のテレビドラマ化(火曜サスペンス劇場、土曜ワイド劇場など)や映画化(狙われた娘、穴の牙など)

豆知識

  • 中央大学専門部法律学科を卒業した。
  • 江戸川乱歩の評論に触発され推理小説の執筆を志した。
  • 戯曲にも親しみ、脚本を応募して入選歴がある。
  • 創元推理文庫で『土屋隆夫推理小説集成』全8巻が刊行された。