芸術選奨文部科学大臣新人賞
1回登壇
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第19回(1969年) 受賞受賞作: 安土往還記
宣教師の目を通して織田信長の時代を描く歴史小説。異文化から見た日本、権力の高揚、人間の精神の揺らぎが、旅と回想の形で重ねられている。
異邦人のまなざしが、安土の時代の光と不安を映し出す。
257ページ歴史小説異文化信長
つじ くにお
Tsuji Kunio
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 旧制松本高等学校(のち信州大学へ) | 旧制高等学校 | 理科乙類→文科乙類 | — | 1944-1949 | 日本 |
| 東京大学 文学部 仏文科(学部) | 文学部 | 仏文科 | 学士 | 1949-1952 | 日本 |
| 東京大学 大学院(文学研究科 仏文科) | 大学院(文学研究科) | 仏文科 | 修士 | 1952-(大学院在学) | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1963 | 近代文学賞 | 廻廊にて | — | 近代文学賞選考委員会 | 受賞 |
| 1969 | 芸術選奨新人賞 | 安土往還記 | — | 文化庁 | 受賞 |
| 1973 | 毎日芸術賞 | 背教者ユリアヌス | — | 毎日新聞社 | 受賞 |
| 1995 | 谷崎潤一郎賞 | 西行花伝 | — | 谷崎潤一郎賞選考委員会 | 受賞 |
| 1995 | 大佛次郎賞(候補) | 西行花伝 | — | 大佛次郎賞選考委員会 | 候補(選考対象辞退) |
| 1996 | 日本芸術院会員 | — | — | 日本芸術院 | 選出 |
宣教師の目を通して織田信長の時代を描く歴史小説。異文化から見た日本、権力の高揚、人間の精神の揺らぎが、旅と回想の形で重ねられている。
異邦人のまなざしが、安土の時代の光と不安を映し出す。
歌人西行の生涯を、多数の語りと歴史的場面を重ねて描く長編歴史小説。恋、出家、権力、美への希求を交響的に配し、ひとりの歌人の精神の軌跡を浮かび上がらせる。
歌人西行の生涯を、多数の語りと歴史的場面を重ねて描く長編歴史小説。
1961年帰国の途中に書き始めた長編。欧州滞在の経験を素材に、人間精神や時間、記憶をめぐる物語。デビュー作として評価され第4回近代文学賞を受賞。
戦国時代を背景にした長編歴史小説。権力と文化の交錯、人間の志や営みを描く大作で、1969年に芸術選奨新人賞を受賞。
古代ローマ皇帝ユリアヌスを題材とする長編歴史小説。宗教や信仰、精神の葛藤を文学的に描き、1973年に毎日芸術賞を受賞した。
中世の歌人・西行の生涯を描いた歴史小説。和歌と信仰、芸術的志向を通じて人物像を描き、1995年に谷崎潤一郎賞を受賞した。
短編を収めた作品集の一つ。地域性や人間ドラマを描き、1976年に熊井啓監督により映画化された。
辻邦生はフランス文学の教養と歴史小説的想像力を融合させた作品群で高く評価される。多数の長編・随筆を残し、学習院大学史料館や山梨県立博物館などに資料が所蔵されている。谷崎賞ほか主要な文学賞を受賞し、日本現代文学に独自の位置を占める作家である。
死ぬまで続ける