日本の文学賞

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梅津 時比古

うめづ ときひこ

umezu tokihiko

プロフィール

性別
男性
生誕
1948 (神奈川県鎌倉市)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
ジャーナリスト, 音楽評論家, 編集者, 大学教員, 学長
活動期間
1971年〜
所属
毎日新聞社, 桐朋学園大学, 早稲田大学(招聘研究員・非常勤講師)

学歴

早稲田大学
第一文学部 西洋哲学科 / 西洋哲学科
期間: 1967-1971
卒業年: 1971
国: 日本
学士(詳細な学位表記は資料によらず不明)
ケルン音楽大学
留学(西洋音楽史・研修)
国: ドイツ
留学歴あり。学位取得の有無は資料で明示されていない。

受賞歴

芸術選奨 文部科学大臣賞
2004
対象作品: 《セロ弾きのゴーシュ》の音楽論
主催: 文化庁(芸術選奨)
結果: winner
宮澤賢治賞(岩手日報)
2004
対象作品: 《セロ弾きのゴーシュ》の音楽論
主催: 岩手日報社
結果: winner
日本記者クラブ賞
2010
対象作品: 『フェルメールの楽器』など
主催: 日本記者クラブ
結果: winner
NHK 選定「日本の百冊」
2006
対象作品: 『ゴーシュという名前』
主催: NHK
結果: selected

受賞・候補エディション

作品

代表作

音をはこぶ風 クラシック談義

1991年 音楽評論

クラシック音楽についての対話形式の評論集。演奏・作曲・聴取の視点から音楽を語る。

クラシック音楽批評

《セロ弾きのゴーシュ》の音楽論

2003年 音楽学/批評

宮澤賢治の《セロ弾きのゴーシュ》を起点に、作品における音楽性とモチーフを詳細に分析する論考。

宮澤賢治音楽論文学と音楽の交差

冬の旅 24の象徴の森へ

2007年 音楽研究/シューベルト研究

シューベルト『冬の旅』を哲学的に読み解き、象徴と構造を探る研究書。ドイツ語翻訳も出版された。

シューベルト歌曲分析象徴主義
翻訳
  • Symbole als Wegweiser in Franz Schuberts"Winterreise"

フェルメールの楽器 音楽の新しい聴き方

2009年 音楽評論/美術論

画家フェルメールの作品に現れる楽器と音の表象を手がかりに、音楽を聴く新たな視角を提示する。

フェルメール音楽と美術聴取

全著作

  • 音をはこぶ風 クラシック談義
  • 非日常と日常の音楽
  • カメラが見た来日演奏家1960's
  • 日差しのなかのバッハ
  • 耳のなかの地図
  • 音と言葉のソナタ あーとふぁんたじい
  • フェルメールの音 音楽の彼方にあるものに
  • 《セロ弾きのゴーシュ》の音楽論
  • 《ゴーシュ》という名前
  • 天から音が舞い降りてくるとき
  • 冬の旅 24の象徴の森へ
  • フェルメールの楽器 音楽の新しい聴き方
  • 神が書いた曲 音楽のクリティカル・エッセイ
  • 音のかなたへ
  • 死せる菩提樹 シューベルト《冬の旅》と幻想
  • 水車屋の美しい娘 シューベルトとミュラーと浄化の調べ
  • 音楽と思索の廻廊

作品の翻訳

  • 冬の旅 24の象徴の森へ → ドイツ語訳(Symbole als Wegweiser in Franz Schuberts"Winterreise")
  • 死せる菩提樹 → ドイツ語訳(Der sterbende Lindenbaum Zu Franz Schuberts"Winterreise")

作風・主題

文体
学術的で批評的な文体哲学的・象徴的な読みを取り入れる平易な語りで専門的知見を提示する
頻出モチーフ
作品における音と象徴文学と音楽の交差シューベルト研究

評価・遺産

音楽評論と音楽学において、文学作品の音楽性やシューベルト研究で知られる。ジャーナリスト出身の大学学長という異例の経歴を持ち、日本における音楽批評の普及に寄与した。複数の著作がドイツ語に翻訳され国際的な評価を得ている。

関連学会

  • 日本音楽学会

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(梅津時比古関連資料)

豆知識

  • ジャーナリスト出身の学長は日本の大学では先例が少なく、梅津はその代表的事例とされる。
  • 『冬の旅 24の象徴の森へ』が日本人によるシューベルト研究として初めてドイツで翻訳・出版された。