日本の文学賞

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海野 碧

うみの あお

Umino Ao

ペンネーム: 福岡智恵子高校時代の短歌結社「白夜」入会時に使用した名義, 来島潤子1970年代に短編や新人賞応募で使用した小説名義, 海野夕凪第10回日本ミステリー文学大賞新人賞応募時に使用した名義(のち海野碧名義で発表)

プロフィール

性別
女性
生誕
1950 (長野県)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, 推理作家, 歌人
活動期間
1971年〜

学歴

専門学校
国: 日本
専門学校卒業後、英語塾講師を経験

受賞歴

女流新人賞(第14回)
1971
対象作品: 眩暈
主催: 中央公論社
結果: 受賞
群像新人文学賞(第19回 優秀作)
1976
対象作品: 海の幸
主催: 群像
結果: 優秀作選出
日本ミステリー文学大賞新人賞(第10回)
2006
対象作品: 水上のパッサカリア
主催: 光文文化財団
結果: 受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

水上のパッサカリア

2007年 ミステリ

音楽的な構成を取り入れたミステリ作品。水上を舞台にした人間模様と事件を描く。

音楽人間関係犯罪

迷宮のファンダンゴ

2007年 ミステリ

迷宮に見立てた構図の中で展開する密室的要素を含む長編ミステリ。

謎解き孤立心理

真夜中のフーガ

2008年 ミステリ

フーガ(複合的な主題の展開)を意識した構成で、時間軸が交錯するミステリ。

時間記憶交錯する視点

アンダードッグ

2009年 ミステリ

弱者視点を中心に据えた物語で、社会的背景と犯罪が絡む展開。

社会弱者正義

篝火草

2010年 ミステリ

幻想的な要素と人間ドラマを織り交ぜた短編集または長編作品(刊行形態により判断)。

幻想人間ドラマ記憶

漆黒の象

2016年 ミステリ

象徴的なモチーフを用いて社会と個人の闇を描く長編ミステリ。

象徴社会批判

全著作

  • 水上のパッサカリア(2007年、光文社)
  • 迷宮のファンダンゴ(2007年、光文社)
  • 真夜中のフーガ(2008年、光文社)
  • アンダードッグ(2009年、実業之日本社)
  • 篝火草(2010年、光文社)
  • 漆黒の象(2016年、光文社)
  • 歌集『真昼の縊死』
  • 歌集『水半球』

作風・主題

文体
音楽的構成を取り入れた緻密なプロット心理描写に重きを置く叙述短歌的な感性を活かした言語表現
頻出モチーフ
音楽(フーガ、パッサカリア、ファンダンゴ)記憶と時間

評価・遺産

短歌出身の感性とミステリ的構成を融合させた作風で評価される。中年以降にミステリ賞を受賞し、文壇での再評価が進んだ。

豆知識

  • 複数のペンネームを使い分けて活動している(福岡智恵子、来島潤子、海野夕凪など)。
  • もともと短歌から出発し、歌人としての刊行もある。
  • 2006年応募の『水上のパッサカリア』で第10回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した。