日本の文学賞

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薄井 ゆうじ

うすい ゆうじ

Usui Yūji

別名: 薄井 雄二 / くじら鳥 / たの・かえる
ペンネーム: くじら鳥ネット上の表記・ハンドルネーム, たの・かえるイラストレーターとして使用

プロフィール

性別
男性
生誕
1949-01-01 (茨城県)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, イラストレーター, 翻訳者, 編集プロダクション経営者
活動期間
1988年〜
所属
株式会社イーハトーブ(広告・編集プロダクション), JALInet(JAPAN LITERATURE net)発起人
影響を受けた人物
都筑道夫, 筒井康隆

学歴

茨城県立土浦第一高等学校
国: 日本

受賞歴

小説現代新人賞(第51回)
1988
対象作品: 残像少年
結果: Winner
吉川英治文学新人賞(第15回)
1994
対象作品: 樹の上の草魚
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 残像少年

    残像少年は、薄井ゆうじによる文学作品。人物の選択と時代の空気を丁寧に追い、静かな余韻を残す物語として読まれてきた。

    残像少年は、薄井ゆうじによる文学作品。

    255ページ
    文学人物時代余韻
  1. 受賞作: 樹の上の草魚

    『樹の上の草魚』は、薄井ゆうじによる作品で、吉川英治文学新人賞の受賞作です。講談社、1993.8の刊行情報が確認でき、作品の中心には登場人物の切実な経験や時代の空気が置かれています。

    吉川英治文学新人賞で評価された、薄井ゆうじの作品です。

    286ページ
    文学賞受賞作人物描写時代と記憶

作品

代表作

天使猫のいる部屋

1991年 長編小説(幻想)

孤独な登場人物と不思議な『天使猫』との交流を描く幻想的な長編。

孤独幻想

樹の上の草魚

1993年 長編小説(現代文学)

木の上に現れる奇妙な生き物と町の人々の関わりを通じて、家族と再生を描いた作品。

家族再生超自然

くじらの降る森

1991年 小説(幻想・短編集)

空から鯨が降るような不思議な設定を中心にした短編・中編を収めた作品。

自然の異変幻想郷愁

青の時間

1995年 短編集/群像劇

時間や記憶のずれをテーマにした短篇群。日常と非日常が交差する作風。

時間記憶現実と幻想の境界

透明な方舟

1995年 小説(幻想)

旅と喪失をめぐる寓話的な物語。現実と象徴が重なり合う作風。

喪失寓話

ストックホルムの鬼

2000年 小説(ミステリー要素)

北欧を舞台に、異邦感と謎解きが交錯する長編。異国の風景が物語に影を落とす。

異邦文化の隔たり

全著作

  • 天使猫のいる部屋
  • くじらの降る森
  • 樹の上の草魚
  • 星の感触
  • 青の時間
  • 透明な方舟
  • 北陸幻夢譚 異界の恋人たち
  • 雨の扉
  • 午後の足音が僕にしたこと
  • 台風娘
  • 枕時計の女
  • 満月物語
  • 神々のパラドックス
  • ゆきをんな
  • 狩人たち
  • 寒がりな虹
  • ドードー鳥の飼育
  • 社長物語
  • 十四歳漂流
  • ストックホルムの鬼
  • 湖底
  • 水の年輪
  • 彼方へ(傑作小説集)
  • 爺爺ライダー
  • 享保のロンリー・エレファント

作家による翻訳

  • スティーヴン・ヤング『本の虫 その生態と病理-絶滅から守るために』訳(アートン, 2002)
  • ポン・ジュノ/シム・ソンボ『殺人の追憶』(超訳、アートン, 2004)

作風・主題

文体
幻想性の強い描写日常と非日常の混淆やや叙情的でメランコリックな語り
頻出モチーフ
水・湖記憶と時間のずれ

評価・遺産

幻想的なモチーフと日常のずれを描く作風で知られ、1990年代を中心に活動した作家。小説現代新人賞や吉川英治文学新人賞などの受賞歴があり、現代日本文学において独自の位置を占める。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(著作目録)
  • アメリカ議会図書館(記録)

豆知識

  • イラストレーターとして「たの・かえる」の名義で執筆・掲載を行っていた。
  • ネット上では「くじら鳥」の名前でも知られている。
  • 都筑道夫の創作講座を受講して創作活動に転じた。
  • 第51回小説現代新人賞(1988)・第15回吉川英治文学新人賞(1994)受賞歴がある。