日本の文学賞

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與那覇 潤

よなは じゅん

Yonaha Jun

プロフィール

性別
男性
生誕
1979-01-01 (神奈川県横浜市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
神奈川県横浜市(生誕) → 東京都(育ち) → 愛知県(勤務:愛知県立大学)

経歴

職業
歴史学者, 評論家, 著述家, 大学教員
活動期間
2002年〜
所属
愛知県立大学
影響を受けた人物
陳舜臣, 本多勝一, 佐藤忠男, 安冨歩

学歴

東京大学
教養学部
期間: 1998-2002
卒業年: 2002
国: 日本
東京大学
大学院総合文化研究科 / 地域文化研究専攻
学位: 博士(学術)
期間: 2002-2007
卒業年: 2007
国: 日本
指導教員:三谷博

受賞歴

小林秀雄賞
2020
対象作品: 心を病んだらいけないの?――うつ病社会の処方箋(斎藤環との共著)
主催: 小林秀雄賞選考委員会
結果: Winner

受賞・候補エディション

作品

代表作

翻訳の政治学――近代東アジア世界の形成と日琉関係の変容

2009年 歴史/研究

近代東アジアにおける翻訳と知の移動を通じて、日本と琉球(後の沖縄)の関係変容を分析した研究書。

翻訳東アジア近代史日琉関係

中国化する日本――日中「文明の衝突」一千年史

2011年 評論/歴史

「中国化」「再江戸時代化」といった独自概念を用いて、日本近現代史を中国との関係や権力構造の観点から読み直す。

中国化比較史観近現代日本

知性は死なない――平成の鬱をこえて

2018年 評論/エッセイ

平成時代の知性や文化状況を論じ、精神疾患と社会・知的営為の関係について考察する随筆的評論。

平成史知性論精神と社会

心を病んだらいけないの?――うつ病社会の処方箋

2020年 評論/対談

斎藤環との共著。うつ病をめぐる社会的誤解や支援のあり方を対話形式で問う。

うつ病メンタルヘルス社会政策

平成史――昨日の世界のすべて

2021年 歴史評論

平成時代を通観し、政治・文化・社会の変化を歴史的視座から総括する評論。

平成史現代日本文化論

全著作

  • 翻訳の政治学――近代東アジア世界の形成と日琉関係の変容
  • 帝国の残影――兵士・小津安二郎の昭和史
  • 中国化する日本――日中「文明の衝突」一千年史
  • 日本人はなぜ存在するか
  • 知性は死なない――平成の鬱をこえて
  • 歴史がおわるまえに
  • 荒れ野の六十年――東アジア世界の歴史地政学
  • 心を病んだらいけないの?――うつ病社会の処方箋(斎藤環との共著)
  • 歴史なき時代に――私たちが失ったもの 取り戻すもの
  • 平成史――昨日の世界のすべて
  • 過剰可視化社会――「見えすぎる」時代をどう生きるか
  • 危機のいま古典をよむ
  • 江藤淳と加藤典洋――戦後史を歩きなおす

作風・主題

文体
論説的、史的叙述と評論の融合対話や論争を取り入れた議論重視の文体
頻出モチーフ
中国化近代日本の比較史観病とケア歴史の終わりという視座

健康

  • うつ病
    2010s-present
    執筆活動や論壇活動に影響を与え、精神疾患に関する啓発活動や著作につながった。

評価・遺産

近現代日本史と東アジア研究を背景に、独自の概念(中国化、再江戸時代化)で議論を展開する保守・リベラル双方に影響を与える論客。精神健康に関する啓発活動や大衆向け解説も行い、批評と歴史の接点を提示している。

豆知識

  • 神奈川県横浜市生まれ、東京都育ち。
  • 2017年に愛知県立大学を退職し在野の評論家として活動。
  • 2021年3月から9月までジュンク堂書店池袋本店にて作家書店店長を務めた。
  • 2020年に斎藤環との共著で第19回小林秀雄賞を受賞。