日本の文学賞

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坂元 裕二

さかもと ゆうじ

Sakamoto Yuji

別名: 大野大福 / 明井千暁
ペンネーム: 大野大福一部作品で使用(例:ドラマ『男湯』のクレジット), 明井千暁一時的に用いられた別名義として言及あり

プロフィール

性別
男性
生誕
1967-05-12 (大阪府大阪市)
死没
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国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
大阪府大阪市 → 東京都(上京) → 中目黒(飲食店経営に関わった)

経歴

職業
脚本家, 作詞家, 戯曲家, 大学教授
活動期間
1987年〜
所属
東京芸術大学 大学院 映像研究科(教授), 株式会社ワープ(かつて所属)
影響を受けた人物
相米慎二, 中上健次, 新海誠

受賞歴

フジテレビヤングシナリオ大賞(第1回)
1987
対象作品: GIRL-LONG-SKIRT〜嫌いになってもいいですか?〜
主催: フジテレビジョン
結果: 受賞
東京ドラマアウォード 脚本賞
2010
対象作品: Mother
部門: 脚本賞
主催: 国際ドラマフェスティバル in TOKYO
結果: 受賞
ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞
2010
対象作品: Mother
部門: 脚本賞
主催: ザテレビジョン / ドラマアカデミー賞
結果: 受賞
ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞
2011
対象作品: それでも、生きてゆく
部門: 脚本賞
主催: ザテレビジョン / ドラマアカデミー賞
結果: 受賞
芸術選奨 新人賞(放送部門)
2011
対象作品: それでも、生きてゆく / さよならぼくたちのようちえん(単発)
部門: 放送部門
主催: 文化庁(芸術選奨)
結果: 受賞
ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞
2013
対象作品: 最高の離婚
部門: 脚本賞
主催: ザテレビジョン / ドラマアカデミー賞
結果: 受賞
コンフィデンスアワード・ドラマ賞 脚本賞
2016
対象作品: いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
部門: 脚本賞
主催: コンフィデンスアワード(ドラマ賞)
結果: 受賞
コンフィデンスアワード・ドラマ賞 年間大賞(脚本賞)
2017
対象作品: カルテット
部門: 年間大賞(脚本賞)
主催: コンフィデンスアワード(ドラマ賞)
結果: 受賞
ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞
2017
対象作品: カルテット
部門: 脚本賞
主催: ザテレビジョン / ドラマアカデミー賞
結果: 受賞
TAMA映画賞 特別賞
2021
対象作品: 花束みたいな恋をした(制作・製作関係者と共に受賞)
主催: TAMA映画祭
結果: 受賞
東京ドラマアウォード 脚本賞
2021
対象作品: 大豆田とわ子と三人の元夫
部門: 脚本賞
主催: 国際ドラマフェスティバル in TOKYO
結果: 受賞
ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞
2022
対象作品: 初恋の悪魔
部門: 脚本賞
主催: ザテレビジョン / ドラマアカデミー賞
結果: 受賞
紫綬褒章
2023
主催: 日本政府
結果: 受章
第76回カンヌ国際映画祭 脚本賞
2023
対象作品: 怪物
部門: 脚本賞
主催: カンヌ国際映画祭
結果: 受賞
読売文学賞(戯曲・シナリオ賞)
2024
対象作品: 怪物
部門: 戯曲・シナリオ賞
主催: 読売新聞社
結果: 受賞
ニューポート・ビーチ映画祭 最優秀脚本賞
2024
対象作品: 怪物
部門: 最優秀脚本賞
主催: ニューポート・ビーチ映画祭
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: それでも、生きてゆく

    『それでも、生きてゆく』は、坂元裕二の受賞作です。Amazon JP、NDL Search、Google Books を確認しましたが、公開書誌で詳しい紹介文を確認できる範囲は限られていました。

    受賞記録と公開書誌を手がかりに、『それでも、生きてゆく』の書籍情報を整理する。

    受賞作書誌調査現代文学
読売文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 怪物

    ある嵐の朝に子どもたちが姿を消した町で、母親、教師、子どもたち、それぞれの視点から出来事の輪郭が少しずつ変わっていく。映画『怪物』の決定稿を収めたオリジナルシナリオブック。

    視点が変わるたび、怪物の正体もまた揺らいでいく。

    176ページ
    シナリオブック家族学校視点のずれ

作品

代表作

東京ラブストーリー

1991年 テレビドラマ

柴門ふみ原作の恋愛ドラマ。坂元が脚本を担当し社会現象となるヒット作となった。

恋愛青春人間関係

Mother

2010年 テレビドラマ

母性神話やネグレクトを扱い、母と子の関係をめぐる社会派ドラマ。国内外で高い評価を受けリメイクも多数制作された。

母性ネグレクト家族
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ(リメイク)] Mother(各国リメイク)

それでも、生きてゆく

2011年 テレビドラマ

犯罪被害者家族と加害者家族の関係性や社会のあり方を描いた群像劇的な要素を含むドラマ。

被害者と加害者贖罪家族

カルテット

2017年 テレビドラマ

弦楽四重奏を軸にした人間ドラマ。軽妙な会話と人物描写が高く評価された作品。

音楽秘密人間関係

花束みたいな恋をした

2021年 映画

若い男女の出会い・恋愛・別れをリアルに描いたラブストーリー。映画として公開され高い評価を得た。

恋愛成長時間

怪物

2023年 映画 / 戯曲・シナリオ

思春期前の子どもたちの葛藤や家族・社会との関係を描いた作品。映画化され、国際的な脚本賞を受賞した。

思春期家族成長

大豆田とわ子と三人の元夫

2021年 テレビドラマ

結婚と家族のあり方をユーモアと人間観察で描いた群像コメディ的要素のあるドラマ。

結婚家族再生

初恋の悪魔

2022年 テレビドラマ

恋愛をめぐる複雑な感情と人間関係を描いた連続ドラマ。

恋愛感情人間関係

全著作

  • 東京ラブストーリー(テレビシナリオ集)
  • ユーリ(映画シナリオ・詩集)
  • 藍調 -Blue Note-
  • ウーギークックのこどもたち
  • 往復書簡 初恋と不倫
  • 脚本家 坂元裕二(インタビュー集)

翻案

  • 『Mother』は韓国・トルコほかでリメイク
  • 『Woman』はトルコ、フランス、韓国でリメイク
  • 複数のテレビドラマがアジア各国でリメイク・放送

作品の翻訳

  • 往復書簡 初恋と不倫(簡体字版)
  • 往復書簡 初恋と不倫(繁体字版)

作風・主題

文体
群像劇的な人物描写静かな情緒と会話の妙社会問題を織り込むリアリズム
頻出モチーフ
家族と母性日常に潜む葛藤関係性の再生と贖罪

評価・遺産

テレビドラマの文法を刷新し、国内外で多数のリメイクと受賞歴を持つ脚本家。教育者としても東京藝術大学で後進の育成に関わるなど多面的な影響力を持つ。

大衆文化への影響

  • 『Mother』『Woman』などのリメイクが世界各国で放送され、日本のTVドラマの海外展開に貢献
  • 作品や台詞がしばしば引用されるなど一般文化への浸透が深い

引用

  • テレビという器からちょっとこぼれているものを書きたい。
    出典: インタビュー(Yahoo!ニュース) (2018年)
  • お客さんの中で登場人物たちが生きてくれること、それだけを願って書いてきた。
    出典: 対談・エッセイ (2018年)

豆知識

  • 高校卒業後まもなく『フジテレビヤングシナリオ大賞』で受賞しデビュー(1987年)。
  • 別名義『大野大福』で執筆した作品がある(例:『男湯』)。
  • 中目黒で飲食店を立ち上げ、開店から5年間経営に関わっていた経験がある。
  • 2023年にカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞、同作で読売文学賞を受賞するなど映画分野でも高い評価を得た。
  • 2023年にNetflixと5年契約を結び、配信作品の制作を行っている。