日本の文学賞

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辻 由美

つじ ゆみ

Tsuji Yumi

プロフィール

性別
女性
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
日本 → フランス(パリ) — 約8年間滞在

経歴

職業
翻訳家, 作家
活動期間
1978年〜

学歴

東京教育大学
理学部 / 生物物理学専攻
学位: 修士(理学)
国: 日本
同大学院修士課程修了。専門は生物物理学。

受賞歴

日本出版学会賞(第15回)
1993
対象作品: 翻訳史のプロムナード
主催: 日本出版学会
結果: 佳作
日本エッセイスト・クラブ賞(第44回)
1996
対象作品: 世界の翻訳家たち 異文化接触の最前線を語る
主催: 日本エッセイスト・クラブ
結果: 受賞
日本翻訳出版文化賞(第32回)
1996
対象作品: 世界の翻訳家たち 異文化接触の最前線を語る
主催: 日本翻訳出版文化賞
結果: 特別賞

受賞・候補エディション

  1. 『世界の翻訳家たち』は、辻由美による日本エッセイスト・クラブ賞の対象作。作品名が示す題材を軸に、人物、時代、場所、記憶の手触りをたどる作品として読める。

    世界の翻訳家たちという題名のもと、辻由美が対象に向き合う姿勢が前面に出る作品。

    285ページ
    受賞作日本エッセイスト・クラブ賞人物と時代記憶

作品

代表作

翻訳史のプロムナード

1993年 翻訳研究・評論

翻訳の歴史や実践を論じた評論集。翻訳家の役割や歴史的文脈を扱う。

翻訳理論文化交流

世界の翻訳家たち 異文化接触の最前線を語る

1995年 インタビュー・エッセイ

世界各国の翻訳家へのインタビューを通じて、翻訳と異文化接触の現場を描く。

インタビュー翻訳実務

カルト教団太陽寺院事件

1998年 ノンフィクション

太陽寺院事件を扱ったルポルタージュ。事件の背景と社会的意味を考察する。

宗教事件社会評論

図書館であそぼう 知的発見のすすめ

1999年 教育・読書論

図書館を活用した読書教育や知的発見の方法を紹介する。

読書教育図書館運営

火の女 シャトレ侯爵夫人 — 18世紀フランス、希代の科学者の生涯

2004年 伝記

エミリー・デュ・シャトレの生涯を描いた伝記。18世紀の科学史に光を当てる。

科学史女性の伝記

街のサンドイッチマン 作詞家宮川哲夫の夢

2005年 評伝

作詞家・宮川哲夫の生涯と創作を追った評伝。

音楽史人物評伝

全著作

  • 翻訳史のプロムナード (1993)
  • 世界の翻訳家たち 異文化接触の最前線を語る (1995)
  • カルト教団太陽寺院事件 (1998)
  • 図書館であそぼう 知的発見のすすめ (1999)
  • 若き祖父と老いた孫の物語 東京・ストラスブール・マルセイユ (2002)
  • 火の女 シャトレ侯爵夫人 (2004)
  • 街のサンドイッチマン 作詞家宮川哲夫の夢 (2005)
  • 読書教育 フランスの活気ある現場から (2008)

作家による翻訳

  • エコロジー 生き残るための生態学 — P.サミュエル訳 (1974)
  • エコロジー 人間の回復をめざして — ドミニック・シモネ訳 (1980)
  • 内なる肖像 一生物学者のオデュッセイア — フランソワ・ジャコブ訳 (1989)
  • ティエンイの物語 — フランソワ・チェン訳 (2011)

作風・主題

文体
明快で説明的なノンフィクション文体インタビューや資料を重視するリポート調
頻出モチーフ
翻訳と文化接触図書館と読書教育科学史と人物伝

評価・遺産

フランス語圏の文学・思想・科学書を精力的に紹介し、日本の翻訳文化や読書教育に影響を与えた翻訳家・作家として評価される。

豆知識

  • 東京教育大学で生物物理学を専攻し、大学院修士課程を修了している。
  • 20代後半に渡仏し、パリで約8年間滞在した経験がある。
  • アリアンス・フランセーズでフランス語を学び、フランス語教員資格を取得した。
  • 1970年代末から翻訳の仕事を始めた。