芥川龍之介賞 あくたがわりゅうのすけしょう
売れない同人誌作家の夫と、その心の動きに一喜一憂する妻の関係を描く短編。破局寸前の夫婦が保つ奇妙な均衡を、妻のまなざしから丹念にたどる。
顧みられない愛情は、夫婦の暮らしを支える玩具のような均衡へと変わっていく。