文學界新人賞 ぶんがくかいしんじんしょう
第86回(1998年)
文芸新人賞
受賞者
2名昭和初期、カフェーの女給として働く人妻が、谷崎潤一郎を敬愛するサディストの帝大生と関係を持つ。虐げられながらも相手を愛し続ける女にとって、魂の救済とはいかなるものか。旧字旧仮名遣いで綴られた濃密な情痴の世界に、女の帰依と破滅を描いた第86回文學界新人賞受賞作。表題作に加え「カタカナ三十九字の遺書」を収録。
究極の情痴文学――旧字旧仮名遣いで書き下ろされた、昭和の閨房における女の帰依と魂の彷徨。
165ページ
情痴サディズム・マゾヒズム昭和初期旧仮名遣い女の帰依と破滅魂の救済
ロッキィ ワールド
1998年の文學界新人賞(第86回)において奥泉光奨励賞を受賞した短編小説。主人公の若者が「ロッキィ」と呼ばれる独特の世界観と格闘しながら、自己のアイデンティティや現実との折り合いを問い直す純文学作品。受賞後、文學界1998年6月号に掲載された。
「ロッキィ ワールド」は、現実と幻想の境界線で揺れる若者の内面を、独特のリズムと語り口で描いた新鋭の短編。
アイデンティティの探求現実と幻想若者の苦悩純文学的内省