文學界新人賞 ぶんがくかいしんじんしょう
第105回(2007年 第2回開催)
文芸新人賞
受賞者
3名中国から四国の農村へ嫁いだ王愛勤、通称ワンちゃんは、夫と姑を支えながら、日本の独身男性と中国農村の女性を結ぶ集団見合いを取り仕切る。国境を越えた結婚に関わる人びとの事情を通して、働く女性の孤独と、生きることの悲しみと喜びを描く。
国境を越える見合いを取り仕切るワンちゃんの姿から、結婚と暮らしに託された切実な願いが見えてくる。
152ページ
国際結婚越境農村女性の労働孤独
東京キノコ
『東京キノコ』は、早川阿栗による短編小説。『文學界』2007年12月号に掲載され、東京とキノコを結ぶ題名が鮮やかな印象を残す。
東京とキノコという取り合わせから、早川阿栗の短編をたどる。
東京キノコ短編小説
椅子
日常の情景を静かに見つめ、細部の観察から印象を立ち上げる短編小説。簡潔な題名のもとで、作者独自の視点と爽やかな感触を備えた表現が際立つ。
細部を見つめる視線が、何気ない情景に独自の感触を与える短編。
日常の観察情景描写細部への視線独自の感触