文藝賞 ぶんげいしょう
文藝賞の受賞作として発表された短編で、ある女性の記憶や感情の断片を、グリンプスという言葉に似合う短いまなざしで切り取る。出来事そのものよりも、断片的な感触が残る作品。
女のまなざしの断片が、短い光のように残る。
文藝賞の佳作として発表された短編で、南風という言葉が呼び起こす空気や移動の気配を、穏やかな筆致でたどる。大きな事件よりも、感覚の移ろいを読む作品として印象に残る。
南風が吹くたび、気持ちの向きが少し変わる。