日本の文学賞

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文藝賞 ぶんげいしょう

第32回(1995年)

中編長編

受賞者

3名
伊藤たかみ いとう たかみ 受賞

形だけの家庭と敵意に満ちた教室のなかで、転校生の少年が伝言ダイヤルで知り合った少女サキとのつながりを支えに、孤独と向き合う青春小説。

孤独な毎日に差し込む、たったひとつの通話が少年の世界を変えていく。

197ページ
孤独思春期伝言ダイヤル家庭と学校
池内広明 いけうち ひろあき 優秀作

不意に受けた暴行の記憶を失った主人公が、目撃者たちの証言に囲まれながら、自分の記憶の空白と向き合うミステリー。

失われた記憶の奥で、だれかが静かに扉を叩いている。

173ページ
記憶喪失暴行事件不安心理ミステリー
金真須美 かねます すみ 優秀作

姉弟が、悲劇をくぐり抜けながら自分たちを立て直す方法を探る物語。静かな語りの中に再生への手触りがある。

悲劇の先で、ふたりはまだ生き直せる方法を探していく。

174ページ
姉弟悲劇自己再生