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第32回(1995年) 受賞受賞作: 助手席にて、グルグル・ダンスを踊って
形だけの家庭と敵意に満ちた教室のなかで、転校生の少年が伝言ダイヤルで知り合った少女サキとのつながりを支えに、孤独と向き合う青春小説。
孤独な毎日に差し込む、たったひとつの通話が少年の世界を変えていく。
197ページ孤独思春期伝言ダイヤル家庭と学校
伊藤 たかみ
いとう たかみ
Itō Takami
ペンネーム:
伊藤たかみ(筆名),
伊藤学(本名(受賞時に使用された名義))
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1971-04-05 (兵庫県)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 居住地歴
- 兵庫県 → 大阪府 → 三重県
経歴
- 職業
- 小説家, 児童文学作家
- 活動期間
- 1995年〜
- 所属団体
- 日本絵本賞選考委員(2012年より)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 三重県立上野高等学校 | — | — | — | — | 日本 |
| 早稲田大学 | 政治経済学部 | — | — | — | 日本 |
三重県立上野高等学校
国:
日本
高等学校卒業
早稲田大学
政治経済学部
卒業年:
1995
国:
日本
在学中に文藝賞を受賞し小説家デビュー
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1995 | 文藝賞(第32回) | 助手席にて、グルグル・ダンスを踊って | — | 河出書房新社(文藝) | winner |
| 1995 | 小野梓記念賞(芸術賞) | 助手席にて、グルグル・ダンスを踊って(伊藤学名義) | 芸術賞 | 早稲田大学 | winner |
| 2000 | 小学館児童出版文化賞(第49回) | ミカ! | — | 小学館 | winner |
| 2006 | 坪田譲治文学賞(第21回) | ぎぶそん | — | 坪田譲治文学賞運営団体 | winner |
| 2006 | 芥川龍之介賞(第135回) | 八月の路上に捨てる | — | 公益財団法人日本文学振興会 | winner |
文藝賞(第32回)
1995
対象作品:
助手席にて、グルグル・ダンスを踊って
主催:
河出書房新社(文藝)
結果:
winner
小野梓記念賞(芸術賞)
1995
対象作品:
助手席にて、グルグル・ダンスを踊って(伊藤学名義)
部門:
芸術賞
主催:
早稲田大学
結果:
winner
小学館児童出版文化賞(第49回)
2000
対象作品:
ミカ!
主催:
小学館
結果:
winner
坪田譲治文学賞(第21回)
2006
対象作品:
ぎぶそん
主催:
坪田譲治文学賞運営団体
結果:
winner
芥川龍之介賞(第135回)
2006
対象作品:
八月の路上に捨てる
主催:
公益財団法人日本文学振興会
結果:
winner
受賞・候補エディション
文藝賞
1回登壇
小学館児童出版文化賞
1回登壇
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第49回(2000年) 受賞受賞作: ミカ!
『ミカ!』は小学生の兄妹や家族をめぐる児童文学。元気な妹ミカの存在を通じ、成長期の戸惑いと家族の温度を描きます。
『ミカ!』は、児童文学を軸に人物と時代の手触りを描く作品です。
363ページ児童文学家族成長
坪田譲治文学賞
1回登壇
-
第21回(2005年) 受賞受賞作: ぎぶそん
中学生たちがロックバンドを組み、文化祭を目指してぶつかり合いながら少しずつ仲間になっていく青春小説。関西弁の会話と日常の不器用さが、音楽への憧れと成長の時間をみずみずしく描いています。
ぎぶそんは、伊藤たかみの作品世界を端的に伝える一作です。
260ページ青春バンド友情学校生活
芥川龍之介賞
1回登壇
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第135回(2006年) 受賞受賞作: 八月の路上に捨てる
飲料配送の仕事をする男が、壊れかけた結婚と路上の時間のなかで自分の生を見つめ直す短編小説。乾いた会話と夏の熱気を通して、捨てることと残るものの痛みを描く。
夏の路上で、男は何を捨て、何を抱え直すのか。
122ページ労働離婚路上孤独
島清恋愛文学賞
1回登壇
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第16回(2009年) 候補受賞作: カンランシャ
『カンランシャ』は、別居中の男と友人の妻との関係を軸に、夫婦や恋人でいることの不確かさを見つめる恋愛小説。
近づきたい気持ちと失えない生活が、観覧車のようにめぐり続ける。
236ページ夫婦不倫恋愛迷い
作品
代表作
助手席にて、グルグル・ダンスを踊って
1996年 短編集/小説大学在学中に発表した短編を中心とする作品集。若者の感情や日常の揺らぎを描く。
青春孤独家庭
ミカ!
1999年 児童文学児童向けの長編。登場人物ミカの成長や友情を描く物語。
成長友情家族
ぎぶそん
2005年 児童文学/小説児童文学的な要素と現代的な問題意識を融合させた作品。坪田譲治文学賞受賞作。
成長アイデンティティ
映像化・舞台化
- [コミック] ぎぶそん(コミック) (2008)
- [ドラマCD] ぎぶそん(ドラマCD)
八月の路上に捨てる
2006年 短編/小説現代社会の周縁にいる人々の関係と喪失を描く短編。芥川賞受賞作。
喪失郊外家族関係
ドライブイン蒲生
2006年 短編集/小説複数の短編を収めた作品集。後に映画化された表題作を含む。
旅過去と現在地方の風景
映像化・舞台化
- [映画] ドライブイン蒲生 / たむらまさき (2014)
指輪をはめたい
2003年 長編小説若い男女の関係を描いた長編。2011年に映画化された。
恋愛結婚成長
映像化・舞台化
- [映画] 指輪をはめたい / 岩田ユキ (2011)
全著作
- 助手席にて、グルグル・ダンスを踊って
- 17歳のヒット・パレード(B面)
- 卒業式はマリファナの花束を抱いて
- ロスト・ストーリー
- ミカ!
- リセット・ボタン
- アンダー・マイ・サム
- ミカ×ミカ!
- 盗作
- 指輪をはめたい
- 雪の華
- ぎぶそん
- ドライブイン蒲生
- 八月の路上に捨てる
- フラミンゴの家
- カンランシャ
- 海峡の南
- 誰かと暮らすということ
- そのころ、白旗アパートでは
- お別れの、そのあとで
- 秋田さんの卵
- ゆずこの形見
- あなたの空洞
- 歌姫メイの秘密
- はやく老人になりたいと彼女はいう
- ぼくらのセイキマツ
翻案
- 指輪をはめたい(映画、2011)
- ドライブイン蒲生(映画、2014)
- ぎぶそん(コミック、ドラマCD)
作家による翻訳
- ファーブル昆虫記(J. H. ファーブル原作の翻訳、2016)
作風・主題
- 文体
- 簡潔で明快な文体感情の細やかな描写児童文学と成人向け作品の橋渡し的表現
- 頻出モチーフ
- 家族と関係性喪失と再生地方・移動の風景
評価・遺産
若い世代の感情や児童文学分野での貢献により評価される作家。芥川賞や坪田譲治文学賞など受賞歴があり、映画化・コミック化など多方面に影響を与えた。
大衆文化への影響
- 『指輪をはめたい』映画化(2011)
- 『ドライブイン蒲生』映画化(2014)
豆知識
- 本名は「伊藤学」で、一部の受賞は本名名義で記録されている。
- 2006年に作家の角田光代と結婚したが、2008年に離婚している。
- 歌手の平井堅とは中学・高校の同級生である。