日本の文学賞

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文藝賞 ぶんげいしょう

第42回(2005年)

中編長編

受賞者

2名
青山七恵 あおやま ななえ 受賞

大学を辞め、どこか時間から取り残されたような喫茶店で働き始めたまりもは、向かいの部屋にともる灯をのぞくことを日課にする。窓越しに他人の暮らしを見つめながら、夜の街をさまよう彼女の揺れる心を描く。

窓の向こうに見える他人の暮らしが、まりもの世界を静かに揺らしていく。

128ページ
孤独覗き見る視線憧れ若さの揺らぎ都市の夜
三並夏 みなみ なつ 受賞

家庭にも学校にも居場所を見いだせない中学生の朋美が、夢に現れる死神とマシンガンのイメージを抱えながら、息苦しい日常に向き合う青春小説。

夢の中で手渡されたマシンガンが、少女の言葉にならない抵抗を照らし出す。

109ページ
思春期いじめ家族の不和孤独言葉