文藝賞 ぶんげいしょう
離婚をきっかけに長く引きこもってきた49歳のフリーライター、ミナミは、怪しい行動をする父を尾行するよう母に頼まれる。そこで出会ったのは、お金を神として信じる女たちだった。奇妙な信仰の正体を追ううちに、ミナミは不安とともに止まっていた自分の時間を動かし始める。
お金を神として信じる人々との出会いが、立ち止まっていたミナミの日々を思いがけない方向へ動かしていく。