文藝賞 ぶんげいしょう
ボクサーを目指しながら定まらない日々を送る秋吉は、友人ハルオから病床にある恋人とう子を見舞ってほしいと頼まれる。ジムでのスパーリング、不倫関係にある夏澄とのすれ違い、近しい人々の死を抱えながら、秋吉は身体と言葉でうまく掴めない感情に触れていく。
ボクシングの身体感覚と、近しい人の死を抱えた青年の時間が交差する青春小説。