文藝賞 ぶんげいしょう
第54回(2017年)
中編長編
受賞者
1名74歳でひとり暮らしをする桃子さんは、夫を見送り、子どもたちとも距離を感じながら日々を送る。茶をすすり、ねずみの気配に耳を澄ます静かな生活のなか、東北弁で語りかける複数の内なる声が湧き上がり、老いと孤独、自立を見つめ直していく。
ひとり暮らしの桃子さんの内から湧く東北弁の声が、孤独のなかに新しい生の手触りをもたらす。
168ページ
老い孤独東北弁家族記憶自立