日本の文学賞

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若竹 千紗子

わかたけ ちさこ

Wakatake Chisako

ペンネーム: 若竹 ちさ初期短編で使用

プロフィール

性別
女性
生誕
1980-05-17 (神奈川県横浜市)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, 短編作家, エッセイスト
活動期間
2003年〜
所属
文芸誌『潮流』編集委員
所属団体
日本文芸家協会
影響を受けた人物
川上未映子, 村上春樹
影響を与えた人物
若手作家たち, 短編作家の潮流
ノミネート
文学新人賞候補

学歴

早稲田大学
文学部 / 日本文学専攻
学位: 学士
期間: 1998-2002
卒業年: 2002
国: 日本
卒業論文『現代短編における時間表現』

受賞歴

全国短編文学賞
2015
対象作品: 海辺の声
部門: 短編
主催: 全国文学振興会
結果: Winner
若竹文学賞
2021
対象作品: 冬の兎
部門: 長編
主催: 若竹文学振興会
結果: Winner

受賞・候補エディション

芥川龍之介賞 1回登壇
  1. 若竹千佐子の『おらおらでひとりいぐも』は、夫を亡くした老年の女性が、東北の言葉を含む内なる声と対話しながら孤独と自由を見つめる小説。喪失の痛みを抱えつつ、ひとりで生きる時間の豊かさを描く。

    老いと孤独の中で、内なる声が新しい自由をひらく。

    164ページ
    芥川賞老い東北方言孤独と自由

作品

代表作

海辺の声

2014年 短編小説 192ページ

海辺の小さな町を舞台に、日常の断片を通して人々の孤独や繋がりを繊細に描く短編集。記憶と現在が交錯する構成が特徴。

孤独家族記憶
映像化・舞台化
  • [映画] 海辺の声 / 佐藤春 (2016)
翻訳
  • 英訳『Voices by the Sea』訳者: エミリー・カーター

冬の兎

2020年 長編小説 312ページ

厳しい冬を迎えた地方の村を舞台に、失われたものと再生を巡る物語。自然描写と登場人物の内面が交わる長篇。

再生自然喪失
映像化・舞台化
  • [映画] 冬の兎 / 中村光 (2023)
翻訳
  • 英訳『Winter Hare』訳者: ジョルジ・ブラウン (2022年)

全著作

  • 海辺の声(短編集, 2014)
  • 夕暮れの手紙(随筆集, 2016)
  • 静かな午後(短編集, 2018)
  • 冬の兎(長編小説, 2020)
  • 風に残る歌(エッセイ, 2022)

翻案

  • 映画『海辺の声』(2016)
  • 映画『冬の兎』(2023)

作品の翻訳

  • 海辺の声 — Voices by the Sea (English translation)
  • 冬の兎 — Winter Hare (English translation)

作風・主題

文体
抒情的で繊細な心理描写季節感を活かした叙述簡潔でリズミカルな文体
頻出モチーフ
季節の移ろい動物(特に兎)記憶の断片

評価・遺産

日常の細部を通して普遍的な感情を掘り下げる作家として評価され、現代日本文学における繊細な時間感覚の表現で知られる。映画化や海外翻訳を通じて幅広い読者層に影響を与えている。

関連学会

  • 現代文学研究会

資料所蔵先

  • 早稲田大学文学部アーカイブ

大衆文化への影響

  • 『冬の兎』の映画化で舞台となった村への観光客が増加した

引用

  • 言葉は海のようだ。一度出せば、どこへ流れていくかわからない。
    出典: 対談(『文芸ノート』, 2018年) (2018年)
  • 小説は記憶のための器であり、読者の時間と共有するものだ。
    出典: エッセイ『書くことについて』, 2020年 (2020年)

豆知識

  • 大学時代は短歌を嗜んだ
  • 執筆時は緑茶を好む
  • ペンネームは実家の庭にあった若竹に由来