日本の文学賞

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文藝賞 ぶんげいしょう

第62回(2025年)

中編長編

受賞者

1名
坂本湾 さかもと わん 受賞

宅配所で箱を仕分ける作業員・安が、ある箱の中身を覗き見たことから、次々と箱が消えていく。顔なき労働者たちの倦怠と衝動を描くベルトコンベア・サスペンス。「私」であることを求められない労働の中でいかに「私」を保つかを問い、時代の息苦しさを暴き出すデビュー作。

テープを引き剝がし、蓋を開けて、覗き込みたい——その衝動が、静かに、確実に世界を歪めていく。

120ページ
労働アイデンティティ疎外サスペンス現代社会
1999年生まれ / 北海道生まれ、宮古島育ち