日本の文学賞

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迢空賞 ちょうくうしょう

第14回(1980年)

短歌

受賞者

2名
生方たつゑ うぶかた たつゑ 受賞
野分のやうに

生方たつゑの歌集。秋から冬へ吹く野分のような孤独と痛みを背景に、故郷、家族、老い、ひとりで歩く者の心を詠む。

冷たい風の中で顔を上げて歩く心が、歌の一首一首に宿る。

210ページ
野分孤独家族老い故郷
窪田章一郎 くぼた しょういちろう 受賞

窪田章一郎の第七歌集。古稀を迎える時期の身辺、自然、挽歌、社会へのまなざしを、定型短歌の平明な言葉でまとめた作品で、父・窪田空穂から続く歌風を受け継ぎながら、晩年へ向かう心の深まりを見せる。

平明な定型のうちに、老境の澄んだ心位と人間へのあたたかな信愛が息づく。

142ページ
定型短歌老境自然挽歌身辺詠