迢空賞 ちょうくうしょう
高野公彦の第九歌集。日常の細部、身体の感覚、歴史へのまなざしを柔らかな呼吸で結び、中年期の生の陰影を深く彫り出す。水や光の気配を帯びた歌が、静けさの中に強い思索を宿す。
水のほとりに立つように、日々の奥行と身体の時間を読む歌集。