中日詩賞 ちゅうにちししょう
第1回(1952年)
詩
受賞者
2名
春の病歴
『春の病歴』は、中野嘉一が戦後の身体感覚と精神の揺れを、春という季節の明るさと病の影の中で描いた詩集。病歴という硬い語を題名に置くことで、抒情を個人的な感傷に閉じず、時代の傷として見つめている。
春の明るさと病の影が交差する、戦後詩の鋭い抒情。
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現代詩病春戦後詩身体感覚抒情
飛魚
河合利保『飛魚』は、戦後の詩壇で評価された詩集です。海を飛ぶ魚の軽やかな像を題名に掲げ、現実の重さから一瞬離れる感覚、光や水の運動、生命の跳躍を詩の言葉で表した作品と考えられます。
海面を跳ぶ飛魚の像に、戦後詩の光と不安を重ねる詩集です。
戦後詩飛魚海生命跳躍