中日詩賞 ちゅうにちししょう
第20回(1972年)
詩
受賞者
3名
相聞
柏木よしおの詩集。題名の「相聞」が示すように、呼びかけと応答の感覚を軸に、親密な感情と日常の風景を抑制された言葉で結び合わせる。
呼びかける声と応える沈黙のあいだに、親密な詩の空間が生まれる。
142ページ
現代詩相聞親密さ日常
物たちの位置
梅田卓夫の詩集。物の配置や距離に目を向け、日常の中にある存在の手触りを、簡潔で知的な言葉の構成によって浮かび上がらせる。
物の位置を見つめる視線から、日常の奥行きが静かに開かれる。
現代詩物距離日常の知覚
あるのうた
鈴木孝の詩集で、のちに『鈴木孝詩集 : あるのうた』として四海社から刊行された作品群。存在を問う素朴な題名の奥に、言葉と生活の根に触れようとする詩的な探求がある。
「ある」という感覚を、生活と言葉の根から問い直す詩集。
現代詩存在言葉生活