中日詩賞
3回登壇
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第4回(1955年) 努力賞受賞作: 水脈の涯
『水脈の涯』は、柏木義雄が一九五五年に木馬の会から刊行した詩集である。戦後詩の流れの中で、生命、時間、海や水のイメージを手がかりに、内面の陰影と遠い場所への感覚を探る初期作品として位置づけられる。
水の流れとその果てを思わせる題名のもとに、戦後詩の静かな内面性が立ち上がる。
戦後詩水と海のイメージ時間の感覚生と死内面の風景 -
第10回(1962年) 次席受賞作: 壁画
柏木よしおの詩集。大きな壁面に像を刻むように、戦後の生活感覚や都市の気配を詩の画面へ定着させる作品として読める。
生活と時代の影を、壁面画のように詩へ刻む一冊。
戦後詩都市感覚生活視覚性 -
第20回(1972年) 詩賞受賞作: 相聞
柏木よしおの詩集。題名の「相聞」が示すように、呼びかけと応答の感覚を軸に、親密な感情と日常の風景を抑制された言葉で結び合わせる。
呼びかける声と応える沈黙のあいだに、親密な詩の空間が生まれる。
142ページ現代詩相聞親密さ日常