現代歌人協会賞 げんだいかじんきょうかいしょう
身体感覚と生活の手触りを鮮やかな色彩で捉える歌集です。題名の紅は、花の美しさだけでなく、感情や生の切実さを読者に印象づけます。
紅い花の色が、日々の感情と身体の記憶を鮮やかに浮かび上がらせます。
水原紫苑の初期歌集で、古典的な響きと現代的な感覚を重ねた短歌世界を展開します。白を想起させる題名のもと、恋、記憶、美意識が緊密な言葉で結ばれています。
白の気配を帯びた題名の下で、古典と現代の感覚が交差します。