日本の文学賞

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水原 紫苑

みずはら しおん

Mizuhara Shion

プロフィール

性別
女性
生誕
1959-02-10 (神奈川県横浜市)
国籍
日本
言語
日本語, フランス語

経歴

職業
歌人, 作家, エッセイスト, 小説家, 翻訳協力者
活動期間
1987年〜
所属
中部短歌会
影響を受けた人物
春日井建
ノミネート
第30回短歌研究新人賞候補(「しろがね」) - 1987年

学歴

早稲田大学
第一文学部 / 仏文科
学位: 学士
国: 日本
早稲田大学大学院文学研究科
文学研究科 / 仏文学専攻
学位: 修士
卒業年: 1986
国: 日本
修士課程修了

受賞歴

現代歌人協会賞
1990
対象作品: びあんか
主催: 現代歌人協会
結果: winner
駿河梅花文学賞(第1回)
対象作品: 客人(まらうど)
主催: 駿河梅花文学賞選考委員会
結果: winner
河野愛子賞(第10回)
対象作品: くわんおん(観音)
主催: 河野愛子賞選考委員会
結果: winner
山本健吉文学賞(第5回)
対象作品: あかるたへ
主催: 山本健吉文学賞選考委員会
結果: winner
若山牧水賞(第10回)
対象作品: あかるたへ
主催: 若山牧水賞選考委員会
結果: winner
短歌研究賞(第53回)
2017
対象作品: 極光(30首)
主催: 短歌研究社
結果: winner
紫式部文学賞(第28回)
2018
対象作品: えぴすとれー
主催: 紫式部文学賞選考委員会
結果: winner
毎日芸術賞(第62回)
2020
対象作品: 如何なる花束にも無き花を
主催: 毎日新聞社
結果: winner
迢空賞(第57回)
2023
対象作品: 快楽
主催: 迢空賞選考委員会
結果: winner
前川佐美雄賞(第21回)
2023
対象作品: 快楽
主催: 前川佐美雄賞選考委員会
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: びあんか

    水原紫苑の初期歌集で、古典的な響きと現代的な感覚を重ねた短歌世界を展開します。白を想起させる題名のもと、恋、記憶、美意識が緊密な言葉で結ばれています。

    白の気配を帯びた題名の下で、古典と現代の感覚が交差します。

    短歌古典性美意識
河野愛子賞 1回登壇
  1. 受賞作: くわんおん

    『くわんおん』は水原紫苑による作品で、kono-aiko-award/2000-1#0の対象作です。公開情報で単独の単行本や文庫が確認できない場合も、受賞作として各賞の文脈で位置づけられます。

    水原紫苑の『くわんおん』は、受賞歴を通じて読み継がれる作品です。

    受賞作日本文学作品評価
若山牧水賞 1回登壇
  1. 受賞作: あかるたへ

    戦争の記憶と日本人の魂の行方を、鋭い言葉と祈りの感覚で編み上げた歌集。古典的な響きと現代への切実なまなざしが重なり、救済を求める声が全体を貫いています。

    あかるたへは、水原紫苑の作品世界を端的に伝える一作です。

    227ページ
    短歌戦争祈り日本
  1. 第5回(2005年) 短歌部門
    受賞作: あかるたへ

    戦争の記憶と日本人の魂の行方を、鋭い言葉と祈りの感覚で編み上げた歌集。古典的な響きと現代への切実なまなざしが重なり、救済を求める声が全体を貫いています。

    あかるたへは、水原紫苑の作品世界を端的に伝える一作です。

    227ページ
    短歌戦争祈り日本
短歌研究賞 1回登壇
  1. 受賞作: 極光

    『極光』は、水原紫苑による受賞作です。単独の単行本、文庫、短編集として刊行された確実な書誌は確認できず、受賞時点の掲載作または応募作として扱うのが妥当です。

    単行本化を確認できないため、雑誌号や賞関連資料の識別子は使用していません。

    受賞作未単行本化文学賞
紫式部文学賞 1回登壇
  1. ギリシャ語で手紙を意味する題名を掲げ、存在するものとしないものへ歌を差し出す歌集。古語や伝統技法を自在に用い、短歌の想像力を大きく広げている。

    歌は、存在と非在のすべてへ宛てた手紙になる。

    282ページ
    短歌古語伝統技法想像力
迢空賞 3回登壇
  1. 受賞作: えぴすとれー

    水原紫苑の歌集『えぴすとれー』は、存在と非在のすべてへ手紙を送るように、時空と虚実を往還する作品である。古典的な技法と奔放な想像力を響かせながら、現実の秩序をほどき、異界の美と哀感へ読者を導く。

    存在と非在へ宛てた手紙のように、時空と虚実を往き来する歌集。

    282ページ
    短歌古典技法異界手紙虚実
  2. 愛と孤独、死と祈りを重ねながら、叙情の品格を深めた第十歌集。

    花束にない花を、ことばは確かに見つめている。

    188ページ
    歌集孤独祈り
  3. 受賞作: 快樂

    水原紫苑の歌集『快樂』。短歌研究社から刊行された単独書籍として確認でき、ISBN13 9784862727329 を得た。

    2022年刊の歌集。

    292ページ
    歌集短歌単行本
前川佐美雄賞 1回登壇
  1. 受賞作: 快樂

    水原紫苑の歌集『快樂』。2020年から2022年までの歌を収めた単独書籍として刊行された歌集で、第21回前川佐美雄賞受賞作でもある。

    二十一世紀の感覚を、濃密な歌として結晶させた一冊。

    292ページ
    歌集短歌現代詩

作品

代表作

びあんか

1989年 歌集

デビュー歌集。端正な古典文法を用いた伝統的な和歌の手法が示される作品群。

伝統和歌自然恋愛

客人(まらうど)

1997年 歌集

古典的な表現を踏襲しつつ、現代的感性を織り交ぜた歌群。駿河梅花文学賞受賞作。

伝統孤独

くわんおん(観音)

1999年 歌集

観音を主題にした歌を含む歌集。古典的な技巧と宗教的主題が交錯する。

宗教仏教祈り

あかるたへ

2004年 歌集

成熟期の歌集。端正な言語感覚と古典的形式を基盤とする作品群。

成熟形式美自然描写

えぴすとれー

2017年 歌集

手紙や文通を思わせるモチーフが現れる歌集。紫式部文学賞受賞作。

手紙記憶時間

如何なる花束にも無き花を

2020年 歌集

比較的新しい歌集。細密な感覚と詩的な比喩で日常と非日常を描き、毎日芸術賞を受賞。

日常比喩喪失

快楽

2022年 歌集

近年の作品で、感情の奔放さと古典的技巧が併存する歌群。迢空賞・前川佐美雄賞受賞作。

感情技巧官能

全著作

  • びあんか(雁書館、1989年)
  • うたうら(雁書館、1992年)
  • 客人(河出書房新社、1997年)
  • くわんおん(河出書房新社、1999年)
  • いろせ(短歌研究社、2001年)
  • 世阿弥の墓(河出書房新社、2003年)
  • あかるたへ(河出書房新社、2004年)
  • さくらさねさし(角川書店、2009年)
  • 武悪のひとへ(本阿弥書店、2011年)
  • びあんか|うたうら【決定版】(深夜叢書社、2014年)
  • 光儀(すがた)(砂子屋書房、2015年)
  • えぴすとれー(本阿弥書店、2017年)
  • 如何なる花束にも無き花を(本阿弥書店、2020年)
  • 快楽(短歌研究社、2022年)
  • 星の肉体(深夜叢書社、1995年)
  • 空ぞ忘れぬ(河出書房新社、2000年)
  • うたものがたり(岩波書店、2001年)
  • 京都うたものがたり(ウェッジ、2004年)
  • 歌舞伎ものがたり(講談社、2009年)
  • あくがれ―わが和泉式部(ウェッジ、2012年)
  • 百人一首 うたものがたり(講談社現代新書、2021年)
  • 巴里うたものがたり(春陽堂書店、2023年)
  • 生き肌断ち(深夜叢書社、2010年)
  • 大岡信『折々のうた』選 短歌(岩波新書、2020年)

作家による翻訳

  • 柴田元幸翻訳 エドワード・ゴーリー『うろんな客』への短歌による協力

作風・主題

文体
端正な古典文法を駆使した和歌表現伝統的な和歌形式の継承
頻出モチーフ
観音歌舞伎手紙自然描写

評価・遺産

古典的技巧を現代に継承する「新古典派」の代表的歌人として評価されており、複数の文学賞受賞で近年も高い評価を維持している。

関連学会

  • 中部短歌会
  • 現代歌人協会

大衆文化への影響

  • 雑誌『太陽』での文化人女性インタビュー連載「美女論」やテレビ出演などで一般にも知られる。

豆知識

  • 子どものころの夢は作家か女優だった。
  • 専門学校でフランス語通訳の経験がある。
  • 歌舞伎好きとして知られる。
  • 柴田元幸のエドワード・ゴーリー訳に短歌で協力した。
  • 公式Twitterアカウント(リンク切れの情報あり): https://twitter.com/jeanne45944170