太宰治賞 だざいおさむしょう
あみ子は家族や学校の友だちを大切に思いながらも、その思いを周囲と同じようには伝えられない。母の妊娠と喪失をきっかけに家族の関係が崩れていくなか、少女の無垢な視線が、身近な人々との距離や孤独を映し出す。
家族や友だちをまっすぐに好きなあみ子の目を通して、日常のなかの行き違いと孤独が見えてくる。