歴程賞(旧・藤村記念歴程賞) とうそんきねんれきていしょう
岩阪恵子の詩集。日常の風景や記憶の細部に潜む時間の手触りを、短い場面の連なりとして掬い上げる。表題作を含む諸篇は、身近な人や場所へのまなざしを静かに重ね、読後に余白を残す。
身近な時間の震えを、淡い光のように差し出す詩集。
以倉紘平の詩集。個人の記憶、家族との時間、戦後を生きた世代の感触を、平明な言葉の奥に沈めて描く。遠くに見える蛍のような微かな光が、過ぎ去った時間を照らし返す。
遠くの光に導かれるように、人生の記憶をたどる詩集。