日本の文学賞

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岩阪 恵子

いわさか けいこ

Iwasaka Keiko

プロフィール

性別
女性
生誕
1946-06-17 (奈良県宇智郡(現・五條市))
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
奈良県宇智郡(現・五條市) → 大阪府大阪市旭区(1歳〜23歳) → 東京都(転居)

経歴

職業
小説家, 詩人
活動期間
1968年〜
影響を受けた人物
清岡卓行

学歴

関西学院大学
文学部 / 史学科
学位: 文学士
国: 日本
関西学院大学文学部史学科卒業

受賞歴

野間文芸新人賞
1986
対象作品: ミモザの林を
主催: 野間文芸新人賞
結果: 受賞
平林たい子文学賞
1992
対象作品: 画家小出楢重の肖像
主催: 平林たい子文学賞
結果: 受賞
芸術選奨文部大臣賞
1994
対象作品: 淀川にちかい町から
主催: 芸術選奨
結果: 受賞
紫式部文学賞
1994
対象作品: 淀川にちかい町から
主催: 紫式部文学賞
結果: 受賞
川端康成文学賞
2000
対象作品: 雨のち雨?
主催: 川端康成文学賞
結果: 受賞
藤村記念歴程賞
2019
対象作品: 鳩の時間
主催: 歴程賞(藤村記念)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: ミモザの林を

    女性の生活感覚と内面の揺れを、ミモザの林という鮮やかなイメージに重ねる小説。日常の細部から、人が抱える孤独や関係のかたちを浮かび上がらせる。

    女性の生活感覚と内面の揺れを、ミモザの林という鮮やかなイメージに重ねる小説。

    246ページ
    女性の内面日常孤独関係性
  1. 大阪生まれの洋画家・小出楢重の生涯と作品を、関西の土地や文化の記憶とともに描く評伝的作品。絵画への批評眼と作家の想像力が交わり、人物の輪郭を多面的に浮かび上がらせる。

    『画家小出楢重の肖像』は、作者の視線と文体が凝縮された一作である。

    216ページ
    評伝美術大阪
  1. 『淀川にちかい町から』は岩阪恵子による芸術活動・上演・展示に関わる受賞対象です。岩阪, 恵子, 1946-から1993.10に関連する刊行物が確認できます。

    『淀川にちかい町から』は、岩阪恵子の受賞対象となった作品です。

    261ページ
    芸術選奨上演・展示創作活動
紫式部文学賞 1回登壇
  1. 『淀川にちかい町から』は岩阪恵子による文学の作品で、紫式部文学賞の受賞作です。賞の対象領域に沿って、物語、人物、社会や歴史へのまなざしを読む作品として位置づけられます。

    紫式部文学賞で評価された、岩阪恵子の表現を伝える一作です。

    261ページ
    文学受賞作日本文学
  1. 受賞作: 雨のち雨?

    『雨のち雨?』は、岩阪恵子による作品です。受賞対象となった作品として、刊行情報を確認できる範囲で紹介します。

    雨のち雨?を通じて、岩阪恵子の表現の特徴に触れられる作品です。

    作品
  1. 受賞作: 鳩の時間

    岩阪恵子の詩集。日常の風景や記憶の細部に潜む時間の手触りを、短い場面の連なりとして掬い上げる。表題作を含む諸篇は、身近な人や場所へのまなざしを静かに重ね、読後に余白を残す。

    身近な時間の震えを、淡い光のように差し出す詩集。

    110ページ
    記憶日常時間

作品

代表作

ジョヴァンニ

1968年 詩集

若き日に発表した詩集。初期の詩作をまとめた作品。

青春自然個人的記憶

蝉の声がして

1981年 小説

日常の細部と記憶を織り込んだ作品。

記憶日常

ミモザの林を

1986年 短編集

故郷や日常の風景を繊細に描いた短編集。第8回野間文芸新人賞受賞作。

郷愁家族地域性

画家小出楢重の肖像

1992年 評伝

画家・小出楢重を描いた評伝。作家の美術へのまなざしが表れる作品。第20回平林たい子文学賞受賞。

美術人物評伝

淀川にちかい町から

1994年 短編集/エッセイ

淀川周辺の土地と言葉を生かした短編集。地域性と記憶をテーマに高い評価を受け、1994年に芸術選奨文部大臣賞と紫式部文学賞を受賞。

地域言葉記憶

木山さん、捷平さん

1996年 エッセイ/評論

木山捷平らにまつわる書き物や論考をまとめた作品。

文学史作家論

雨のち雨?

2000年 小説

日常の中の微妙な心情を描く作品。第26回川端康成文学賞受賞作。

心情日常

台所の詩人たち

2001年 エッセイ

台所をめぐる視点から人々と暮らしを見つめる随筆集。

家庭生活

掘るひと

2006年 小説

労働や土地にまつわる物語を扱った中長編作品。

労働土地

緑蔭だより

2012年 随筆(自費出版)

自費出版による小規模な随筆集。

随筆暮らし

わたしの木下杢太郎

2015年 評論/エッセイ

詩人・木下杢太郎に関する回想と論考。

作家論

その路地をぬけて

2016年 散文詩集

散文詩を集めた作品、詩的な視点で街や日常を描く。

散文詩街の風景

鳩の時間

2019年 随筆/短編集

晩年の作として発表された随筆・短篇集。藤村記念歴程賞受賞作。

時間静けさ回想

全著作

  • ジョヴァンニ(1968年) 文童社(詩集)
  • 蝉の声がして(1981年) 講談社
  • ミモザの林を(1986年) 講談社
  • 画家小出楢重の肖像(1992年) 新潮社
  • 淀川にちかい町から(1994年) 講談社
  • 木山さん、捷平さん(1996年) 新潮社
  • 雨のち雨?(2000年) 新潮社
  • 台所の詩人たち(2001年) 岩波書店
  • 掘るひと(2006年) 講談社
  • 緑蔭だより(2012年) 自費出版
  • わたしの木下杢太郎(2015年) 講談社
  • その路地をぬけて(2016年) 思潮社(散文詩集)
  • 鳩の時間(2019年) 思潮社

作風・主題

文体
郷土性を生かした叙述抒情的で観察眼の鋭い文体静謐で詳細な風景描写
頻出モチーフ
郷愁日常の細部人物の肖像記憶と場所

評価・遺産

岩阪恵子は大阪・淀川周辺の土地や言葉を生かした作品群で知られる作家であり、野間文芸新人賞や川端康成文学賞など複数の著名な文学賞を受賞している。評伝や随筆にも定評があり、地域性と美術・詩への関心が特徴的である。

豆知識

  • 19歳から詩作を始めた。
  • 24歳で詩人・清岡卓行と結婚し、東京に転居した。
  • 個人誌「山鳩」を創刊(2017年)。
  • 『緑蔭だより』は2012年に自費出版された。