芸術選奨文部科学大臣新人賞 げいじゅつせんしょうもんぶかがくだいじんしんじんしょう
第72回(2022年)
受賞者
12名尾上松緑の受賞は、歌舞伎座での『土蜘』の演技を含む古典歌舞伎での表現と、継続的な研鑽を顕彰したものである。特定の書籍作品に対する賞ではない。
映画監督・脚本家の𠮷田恵輔に対し、『BLUE/ブルー』と『空白』を含む複数の映画作品での成果を評価して贈られた新人賞であり、単一の作品を受賞作として扱うものではありません。
本條秀慈郎の受賞は、連続リサイタル「本條秀慈郎三味線リサイタルVII~IX」における演奏活動と成果を顕彰したものである。特定の書籍作品に対する賞ではない。
井澤駿の受賞は、バレエダンサーとして『白鳥の湖』でジークフリード王子を演じた成果を含む舞踊活動への顕彰であり、書籍の受賞ではありません。
『人類の午後』は、堀田季何が日本語で編んだ第四詩歌集。現代の人間社会と歴史を見つめる352句を収める。
古代から現代までの人間の営みと不安を、俳句の短い形式で見つめる。
田辺竹雲斎は、北陸の工芸を紹介する祭典「GO FOR KOGEI 2021」に関する活動で顕彰された。受賞対象は個別の書籍ではなく工芸祭とその企画活動であるため、書誌情報は掲載しない。
山城知佳子の受賞は、東京都写真美術館で開催された個展「山城知佳子 リフレーミング」の成果を顕彰したものである。受賞対象は展覧会および映像・美術活動であり、特定の書籍作品に対する賞ではない。
東日本大震災後の宮城を舞台に、気象と人の暮らしを結びつけながら主人公の成長を描く連続テレビ小説。
気象を通して、人と社会の距離を見つめ直す物語。
藤井風の「きらり」と「燃えよ」を軸にした受賞作で、ポップソングとしての勢いと軽やかさが印象に残る。
日常を前向きに押し出す、明るい推進力を持つ楽曲群。
障害の有無や環境にかかわらず舞台芸術に触れられるよう、上映、学び、研究をつなぐアクセシビリティ・プラットフォーム。
舞台芸術を、より開かれたかたちで届けるための実践。
社会的ドキュメンタリーからブロックバスターまでを視野に収め、映画と写真、テレビ、撮影機材や編集技術の変化を横断しながらアメリカ映画史を読み直す評論書。ハリウッド中心の通史では捉えにくい作品・人材・表現の交流に注目し、映像文化の歴史を新たな視角から再構築する。
映画の境界を横断する視点から、アメリカ映画の知られざる歴史をたどる。
よしながふみの『大奥』と『きのう何食べた?』を対象とする受賞。『大奥』は江戸時代の男女の役割を反転させたSF時代劇であり、『きのう何食べた?』はゲイカップルの日常を描く。二作はいずれもジェンダーロールを問い、固定化した社会的価値観の変化を促す作品として評価された。
二つの長期連載を通じて、社会のなかのジェンダーと日常を見つめる漫画作品。