日本の文学賞

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現代俳句協会賞 げんだいはいくきょうかいしょう

第80回(2025年)

俳句句集

受賞者

3名
大井恒行 おおい つねゆき 受賞

二〇〇〇年から二〇二三年までの二十三年間に詠まれた作品から選んだ句集。水や月の像を手がかりに、戦争の記憶、社会の軋み、祈りを思わせる風景を、鋭く暗喩的な言葉で編み込む。

水に映る月のように、手に取れないものの背後にある歴史と記憶を見つめる句集。

140ページ
現代俳句戦争の記憶歴史性水と月祈り
董振華 とう しんか 特別賞

中国・北京出身の俳人、董振華による日中対訳句集。黄河や鳥、季節の移ろいを広い視野で捉えながら、戦争のない世界への願いと、自然の細部に宿る静かな感覚を十七音に結ぶ。

黄河秋声その漣のその延々。

182ページ
日中対訳俳句黄河と自然季節の感覚平和への願い越境する詩
武藤紀子 むとう のりこ 特別賞

『雨畑硯』は、武藤紀子による俳句集である。一句が詠まれた場所や人々との記憶につながるという見取り図のもと、来し方と行く末を見つめ、背景にある感情を軽やかに開いていく。

場所と人との記憶から、一句の背景と魂の行方をたどる句集。

208ページ
俳句記憶場所人とのつながり