H氏賞 えいちししょう
『袖口の動物』は、身体感覚と情念を鋭い言葉で掘り起こす杉本真維子の詩集です。愛や祈り、怒りに近い優しさが、日常の細部から不穏な生命感として立ち上がります。
矛盾した生の熱が、袖口からのぞく動物のように言葉の奥でうごめく詩集です。