H氏賞 えいちししょう
『忘失について』は、記憶の底を照らすような二十九篇を収めた水下暢也の第一詩集です。硬質で儚い詩語、夢がさらに夢を見るような視覚性が、日常の輪郭を静かに変形させます。
忘れられたものの底で、言葉は明滅する光になる。